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研究テーマ
ライフサイエンス
学科の分類
工学部生命工学科

肥満のメカニズム解明とその応用

工学部

生命工学科

分子システム生物学研究室

藤田英俊 准教授

21世紀に入り、先進国のみならず世界中においても飢餓から飽食の時代へとなりつつあり、人類は食欲を欲望のまま満たすこともできるようになったきました。このような時代において、国民の健康的な生活を阻む代表的な病態がメタボリックシンドロームであることは明白です。我々の研究室では、培養細胞やモデル動物を用いて、肥満のメカニズムを明らかにするとともに、それを解消する機能性食品の探索と開発を目指しています。

ユビキチンープロテアソームシステムの機能不全マウス(KOマウス)。

A. 遺伝子を欠失後、体重の減少が認められる。

B. コントロールとKOマウスの写真。

C. 摂食量は変わらない。

論文

「Enhanced expression of synoviolin in peripheral blood from obese/overweight donors.」(2020)FujitaHidetoshi『Exp. Ther. Med.』20

「 Identification of the inhibitory activity of E3 ligase Syvn1 in walnut extract.」(2018)FujitaHidetoshi『Mol. Med. Rep.』18p.5701-5708.

「The E3 ligase synoviolin controls body weight and mitochondrial biogenesis through negative regulation of PGC-1β.」(2015)FujitaHidetoshi『EMBO J.』34p.1042-1055.

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