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研究テーマ
エネルギー・環境
学科の分類
工学部環境工学科

有機ハロゲンモニター 有機ハロゲンを見ながらごみ焼却を制御する

工学部

環境工学科

循環基盤工学研究室

渡辺信久 教授

共同研究者

SUNYifei
BUSCHERWolfgang
NAKUIHiroyuki
ハロゲンごみ処理計測

ごみの燃焼は、たき火や山火事とは異なり、金属と塩類が共存する燃焼系であり、人類が初めて地球上にもたらしたものです。ハロゲンが金属を活性化し、新たな有機ハロゲンを生じます。これを最小化しなければなりません。塩ビなどの人工有機ハロゲンも、燃焼によって無機化・安定化されます。その監視・制御のために、気相の有機ハロゲンを迅速にオンラインモニタリングするものです。

目的

ごみ焼却でダイオキシン類が生成することと、その生成の勢いは焼却の管理と関連が強いことがわかってきました。未燃炭素分が多いほど、煙道の汚れが多いほど、金属類の活性が強いほど、ダイオキシン類を生成しやすいのでです。その様子をモニタリングするために、有機状態のハロゲンを原子スペクトル分析で定量する方法を開発しました。リアルタイムで有機ハロゲン生成の状況をとらえて、運転制御・清掃で、ダイオキシン類を抑制するのです。

 

ダイオキシン類の生成とは​

ダイオキシン類および有機ハロゲンの生成経路は、炎の中で生成する経路と、燃焼後のガス冷却部分で生成する経路の2通りがあると考えられています。図は、その様子を表したものです。どちらも、炭素骨格に執拗にハロゲン原子が入り込む反応であり、塩素化ダイオキシン類の異性体で分析すると、特定の異性体が優勢に生じるというより、様々な異性体が一斉にできる「焼却パターン」を示します。ですから、有機塩素を総体として把握することは、ダイオキシン類をモニタリングしていることと極めて近いのです。

ごみ焼却でのダイオキシン類の生成と挙動

Kawamoto K et al (2007) Organohalogen Compounds 69: 182-185

有機ハロゲン(塩素など)をどのように定量するか

気相の目的物質を吸着捕集・加熱脱着して検出器に送ります。元素選択的・高感度にハロゲンを計測する原子発光法を開発しました。最もイオン化電圧の高いヘリウムの大気圧バリアー放電プラズマをつくり、その中に、加熱脱着ガスを導入し発光線を観測します。

アルミナ管上のタンデム銅箔電極が、高いプラズマ密度を実現し、ハロゲン発光線を得ることに成功しました。  

吸着捕集・加熱脱着・ヘリウムプラズマで総有機ハロゲンを定量する

ハロゲン発光線の観測

ハロゲン原子(F, Cl, Br, I)の発光スペクトルは、近赤外領域で観測されます。この付近であれば、分解能0.2 nm程度の分光器で分離できますので、光ファイバー接続・ミニチュアCCD-スペクトルメーターを適用できます。

図では、Brの発光線(827.2, 882.5, 889.8, 926.5 nm)を示しています。

アルミナ放電管出口同軸方向の発光線を光ファイバーでCCD 分光器に導入し、原子発光線を得る。

Lepkojus F, Watanabe N, Buscher W, Cammann K, Boehm G (1998) J Anal At Spectrom 14: 1511-1513
渡辺信久 ・ Buscher W ・ Boehm G (2000) 分析化学 50: 163-167

連続モニタリングのタイムトレンド

連続モニタリングをするときのダイオキシン類とのタイムトレンドを見てみましょう。焼却開始時の排ガス中のダイオキシン類と揮発性有機塩素(ハロゲンのうち、塩素だけを観測しています)を連続モニタリングしたものです。ダイオキシン類の増加と減少をこのモニターで観測することができます。

ごみ焼却施設スタートアップの時の有機ハロゲン、ダイオキシン類、クロロベンゼン類、クロロフェノール類

Watanabe et al (2010) J Mater Cycles Waste Manag 12: 254-263

ダイオキシン類との相関

定常状態での煙突出口付近での排ガス中のダイオキシン類と低揮発性有機塩素との相関を見てみましょう。低揮発性有機塩素とダイオキシン類の相関があることが読み取れます。ただし、有機塩素のモニタリング自体が毒性の情報を含んでいないため、毒性等量との相関は、実測濃度とのそれよりも低くなります。

煙突排ガスでのダイオキシン類と有機ハロゲンの相関

Watanabe N et al (2007) Chemosphere 67: S198-S204

汎用的なリスク懸念物質制御への展開

残念ながら、ダイオキシン類、しかも毒性にターゲットを絞ると、この方法で、完全一致した相関を得ることはできません。理由は、揮発性画分の差異と、総有機ハロゲンのスカラー量は毒性等量情報を含まないためです。それでも、未知の有機ハロゲンを含むリスク懸念物質を観測・制御するという観点から、この技術の重要性はますます高まっています。

論文

「Determination of gaseous semi- and low-volatile organic halogen compounds by barrier-discharge atomic emission spectrometry doi: 10.1016/S1001-0742(12 )60032-1」(2013)SUNYifei『J Environ Sci』25p.213-219.

「Online measurement of low-volatile organic chlorine for dioxin monitoring at municipal waste incinerators doi: 10.1016/j.chemosphere.2011.06.042」(2011)NAKUIHiroyuki『Chemosphere』85p.151-155.

「Correlation of low-volatile organic chlorine (LVOCl) and PCDD/Fs in various municipal waste incinerators (MWIs) doi: 10.1016/j.chemosphere.2006.05. 100」(2007)WATANABENobuhisa『Chemosphere』67p.S198-S204.

研究者INFO: 工学部 環境工学科 循環基盤工学研究室 渡辺信久 教授

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瀧川 宏樹

英国ヴィクトリア朝の文学作品における男性像の研究

本研究では、英国ヴィクトリア朝の男性表象の探求をテーマとしている。当時、男性は女性と比較して、社会的に優遇された立場にあった。そのため、これまでの研究では、社会的に冷遇されていた女性に焦点を当てたフェミニズム研究が盛んに行われてきた。 ところが、昨今のジェンダー研究においては、社会的に優遇されている男性もまた、社会が求める理想的な男性像に苦悩しているのではないかという視点が確立されている。男女平等を確立し、女性が生きやすい社会を作ることは言うまでもないが、男性も生きやすい社会を目指してこそ、真のジェンダー平等の達成と言える。 ブランウェル・ブロンテの作品における男性表象に着目し、そこから見えてくる理想的な男性像と、ブランウェル・ブロンテが実人生で直面した現実の男性の生き様との間の齟齬を探りだすのが、本研究の目標である。

日置 和昭

降雨量観測に基づく土砂災害発生危険度予測・監視に関する研究

 都市デザイン工学科の地盤領域(地盤防災研究室、地盤環境工学研究室)では,近年多発する豪雨や来たるべき巨大地震により山腹斜面や土構造物が崩壊する危険度を予測・評価するためのさまざまな研究を行っています.このうち,降雨量観測に基づく土砂災害発生危険度予測・監視に関する研究を紹介します.

松島 栄次

新しい熱物性値測定法

未来の発電所となる核融合炉では,数十億度の超高温プラズマを閉じ込める構造材料として傾斜機能材料が,宇宙旅行を実現するためのロケットエンジンでは,数千度の燃焼ガスを噴射する構造材料として炭素繊維強化炭素複合材料が開発されています.どちらの材料も,【熱が加えられたとき,どのような応答をするのか?】を調べることが重要です.そこで,伝熱工学研究室では,そのような最先端の材料内を熱が伝わる速さとその測定法を研究しています.

松本 政秀

OpenFOAMを用いた混相流解析

PCB(ポリ塩化ビフェニル)分解処理反応器内壁における腐食減肉発生メカニズムを解明するための初期検討として,異種二流体が化学反応を伴わずに混合する過程の熱流体解析を実施している.解析ツールとして,OpenFOAMの混相流解析ソルバー群より,非等温で圧縮性が考慮できる二相/二流体の非定常解析ソルバーtwoPhaseEulerFoam を用いた.腐食性を仮定した高密度流体が反応器隔壁の数mmの隙間から鉛直下方へ流れ落ち,減肉の生じた底部内壁へ到達することが確認できた.

羽賀 俊雄

高速ロールキャスターによるアルミニウム合金板の鋳造

ロール周速30m/min以上,冷却速度2000℃/s以上でアルミニウム合金板が鋳造可能な双ロールキャスターと単ロールキャスターの開発を行ってきた.溶湯から直接薄板の高速鋳造が可能であるため,省工程・省エネルギーの利点がある.また,高い冷却速度によりリサイクル材に含まれる金属間化合物を微細粒状化し,不純物を部外化することができる.つまりアップグレードリサイクルが可能になる.また,中心線偏析は,双ロールキャスターに特徴的な欠陥であるが,これを解決するためにスクレイパーを装着した単ロールキャスターを開発した.

小林 弘一

波動システムの研究開発

波動情報システム研究室では、電磁波の中で応用が比較的容易なマイクロ波ミリ波帯の電波に関する研究を行っています。Maxwellの電磁波の存在予測とHertzによる実験から既に百数十年以上が経ちます。この間、情報通信技術(ICT)が私たちの生活に直接的間接的に大きな影響を与えたことは言うまでもありません。 この中で、レーダ技術関連の開発に対する長い経験と実績を活かし、高周波の理論解析、アンテナを含むマイクロ波計測システムとデバイス等、様々なレーダ分野全般の研究開発を推進しています。

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