
情報システム学科
Information Systems
情報システム学科では、新しい情報システムの創出に向け、以下の研究に取組んでいます。 ①アプリケーションの創出:観光スポットの推薦やナビゲーションに関するシステム、災害時の避難誘導システムに加え、古典文学についての学習支援システム等について研究しています。 ②ソフトウェア工学:実際にシステムを構築する上で欠かせないのがソフトウェア工学です。この分野では、アジャイル開発プロセスや障害の原因箇所を突き止めるツールの研究に取組んでいます。 これら以外にも、並列処理技術、生産管理技術、非接触ヒューマンセンシング技術等情報システム関連技術に加え基礎的数理的研究にも取組んでいます。

情報システム学科
深海 悟 学科長
研究者1 | 井垣 宏 准教授
- 研究テーマ -
- ソフトウェア工学
- チームソフトウェア開発
- Project Based Learning
- アジャイルソフトウェア開発
- Learning Analytics
ソフトウェア開発の短納期化、複雑化により、複数人でチームを組んでの開発が当たり前になりつつあります。これまで我々は、クラウド技術を利用したWebアプリケーション開発、ロボットプログラミング等様々な題材にもとづくリアルなチームソフトウェア開発を学生に体験させる教育プロジェクトを数多く実施してきました。そのなかで、各学生がどのような経験を積み、誰が何をできるようになったかをプロダクト/プロセス両面について正確に把握するために様々なデータを収集・分析する手法について研究を進めています。




研究者2 | 泉 朋子 講師
- 研究テーマ -
- 不便益に基づく観光支援システムデザイン設計
- 思い出情報を用いたコミュニケーション支援
- 人の心理状態を考慮した避難支援システム
- 避難計画策定支援システムのインタフェース設計
主に観光、防災、思い出工学の分野を対象に、ユーザに特定の行動を促したり、行動の支援をしたり、また人に嬉しい、楽しいなどの感情を与えるようなインタフェースに関する研究を行っています。例えば、観光をするときには便利さや効率が重要なのではなく、周辺環境とのインタラクションが重要であると考え、あえてシステムを不便にすることによって周辺環境への働きかけを促すことを試みています。また、人にとって大切な思い出に着目し、主観的な思い出情報を取得、管理し、コミュニケーション支援などに生かす取り組みをしています。



