画像認識 AI はどこを見ているの?
さまざまな画像認識AIが提案されていますが、画像のどこを見て認識しているのでしょうか?本研究ではAIの認識箇所を特定する技術であるGrad-CAMを利用して認識箇所を可視化し、どこを見て認識しているかを調べました!その結果から次の提案を考えています。1)画像認識AIの精度比較のために、人間が画像を認識している特徴的な箇所とAIの認識箇所を利用する。2)長年の経験や勘が必要な画像識別技術をAIで再現し、無意識に利用していた画像の特定箇所を明らかにする。
近年、交通・監視・管制・指揮等の分野では、AI(人工知能)技術の適用により、システムの自動化・高性能化が推進されています。このようなシステムでは、現況を正確に「認識」し、次に起こる状況を高速に「予測」して、「実行」に移すことが求められています。しかし、危機管理などのミッションクリティカルなシステムでは、「実行」(意思決定)までを全てAIに託すには多くの技術的・運用的課題があります。このため、このようなシステムでの意思決定支援をするための研究開発に挑んでいます。
論文
「動的タイムステップ制御方式に基づく道路交通シミュレーションの実現と評価」(2007)『情報処理学会論文誌(コンピューティングシステム)』第48巻p.1-12.
「並列分散型シミュレーションエンジンの実現と評価」(2010)『電子情報通信学会論文誌D』Vol.J93-D No.10p.2209-2221.
「遅延を最小化する移動体の順序付け方式 -公正性を考慮した遅延最小化」(2015)『情報処理学会論文誌』Vol.56, No.11p.2072-2082.
特許
特願2007-211013特許第5100251号
特願2009-094875特許第5414332号
特願2012-137722特許第5843704号
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