極薄フレキシブルサーモクロミックフィルムの開発
温暖化防止対策において、建築構造物に対する省エネが注目されています。特に、建築構造物の窓は熱損失が大きいため、日射遮熱性と日射取得性を高めることにより、冷暖房費負荷軽減に効果があります。二酸化バナジウム(VO2)は、熱的に誘発された相転移により近赤外透過率を変化させ、太陽熱流束を自動的に調整できます。本プロジェクトでは、可視光透明性に優れた極薄フレキシブルサーモクロミックフィルムの実用化を目指しています。
21世紀に入り、先進国のみならず世界中においても飢餓から飽食の時代へとなりつつあり、人類は食欲を欲望のまま満たすこともできるようになってきました。このような時代において、国民の健康的な生活を阻む代表的な病態がメタボリックシンドロームであることは明白です。我々の研究室では、培養細胞やモデル動物を用いて、肥満のメカニズムを明らかにするとともに、それを解消する機能性食品の探索と開発を目指しています。
論文
「Enhanced expression of synoviolin in peripheral blood from obese/overweight donors.」(2020)『Exp. Ther. Med.』20
「 Identification of the inhibitory activity of E3 ligase Syvn1 in walnut extract.」(2018)『Mol. Med. Rep.』18p.5701-5708.
「The E3 ligase synoviolin controls body weight and mitochondrial biogenesis through negative regulation of PGC-1β.」(2015)『EMBO J.』34p.1042-1055.
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