熱電発電に必要な高性能 n 型熱電フィルムを開発
未利用の排熱から発電する熱電発電技術に関して、大気安定な塗布膜としてはこれまでで最も高い性能をもつ有機系n型熱電フィルムの開発に成功しました。n型半導体の材料の水分散液にエチレングリコールを添加剤として加える独自の環境調和型の手法を開発しました。多様な形状に貼り付けて利用する柔らかい熱電変換素子としてIoT社会への貢献が期待されます。
21世紀に入り、先進国のみならず世界中においても飢餓から飽食の時代へとなりつつあり、人類は食欲を欲望のまま満たすこともできるようになってきました。このような時代において、国民の健康的な生活を阻む代表的な病態がメタボリックシンドロームであることは明白です。我々の研究室では、培養細胞やモデル動物を用いて、肥満のメカニズムを明らかにするとともに、それを解消する機能性食品の探索と開発を目指しています。
論文
「Enhanced expression of synoviolin in peripheral blood from obese/overweight donors.」(2020)『Exp. Ther. Med.』20
「 Identification of the inhibitory activity of E3 ligase Syvn1 in walnut extract.」(2018)『Mol. Med. Rep.』18p.5701-5708.
「The E3 ligase synoviolin controls body weight and mitochondrial biogenesis through negative regulation of PGC-1β.」(2015)『EMBO J.』34p.1042-1055.
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