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大阪工業大学地域産業支援プラットフォーム OIT-P

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研究・メンバー紹介
INTRODUCTION

センサー/デバイス/材料・素材

材料開発
グループ

超高速ロールキャスターによる
省工程・省エネルギー・急冷凝固+1の素材開発

アルミニウム合金各種ロールキャスターの開発

問い合わせ


図1 クラッド材作製用のスクレイパーを装着した異径双ロールキャスター

研究内容

省工程・省エネルギー・急冷凝固でアルミニウム合金の薄板、クラッド材、線材を作製するためのロールキャスターの開発を行っています。具体的には,30~90m/minの高速(従来の30倍以上)で薄板を鋳造可能な双ロールキャスター、中心線偏析が無い板の鋳造が可能なスクレイパーを装着した単ロールキャスター、溶湯から直接クラッド材の鋳造が可能な双ロールキャスター(5層まで),線材用のミニロ単ロールキャスターなどの開発です。これらのロールキャスターを世界に先駆けて開発してきました。

応用例・展望

急冷凝固により晶出物が微細化するため、コンデンサー箔用の優れた素材の作製が可能になります。従来、10%程度のMgを含有するAl-Mg合金は高強度・高延性であることは分かっていましたが、硬く耳割れなどを起こし、薄板の作製は困難とされていました。しかし、1工程で、しかも無偏析で薄板を鋳造することができます。高強度材と耐食性に優れた合金のクラッド材(貼り合せ材)も溶湯から1工程で鋳造することができます。

材料開発(構造)グループ

羽賀 俊雄
工学部 機械工学科 教授

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