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ホーム英国ヴィクトリア朝の文学作品における男性像の研究
SDGsの分類
研究テーマ
人文学
学科の分類
工学部総合人間学系教室

英国ヴィクトリア朝の文学作品における男性像の研究 ブランウェル・ブロンテを中心に

工学部

総合人間学系教室

英文学研究室

瀧川宏樹 講師

ヴィクトリア朝ブランウェル・ブロンテ男性像

本研究では、英国ヴィクトリア朝の男性表象の探求をテーマとしている。当時、男性は女性と比較して、社会的に優遇された立場にあった。そのため、これまでの研究では、社会的に冷遇されていた女性に焦点を当てたフェミニズム研究が盛んに行われてきた。 ところが、昨今のジェンダー研究においては、社会的に優遇されている男性もまた、社会が求める理想的な男性像に苦悩しているのではないかという視点が確立されている。男女平等を確立し、女性が生きやすい社会を作ることは言うまでもないが、男性も生きやすい社会を目指してこそ、真のジェンダー平等の達成と言える。 ブランウェル・ブロンテの作品における男性表象に着目し、そこから見えてくる理想的な男性像と、ブランウェル・ブロンテが実人生で直面した現実の男性の生き様との間の齟齬を探りだすのが、本研究の目標である。

Who is Branwell Brontë?

Branwell

(左:ブランウェル・ブロンテによる自画像スケッチ

下:ブランウェル・ブロンテによるブロンテ姉妹の肖像画)

ブランウェル・ブロンテ(Branwell Brontë, 1817-1848)は、英国ヴィクトリア朝の代表的な作家であるシャーロット・ブロンテ(Charlotte Brontë, 1816-1855)、エミリ・ブロンテ(Emily Brontë, 1818-1848)、アン・ブロンテ(Anne Brontë, 1820-1849)らブロンテ姉妹の兄弟である。
これまでのブロンテ研究は、シャーロットの『ジェイン・エア』(Jane Eyre, 1847)とエミリの『嵐が丘』(Wuthering Heights, 1847)の研究を中心に展開されてきた。特にフェミニズムの視点から姉妹の作品を読み解く批評が顕著である。
このようなブロンテ研究において、ブランウェルは、従来、ブロンテ姉妹の伝記に登場する脇役的な存在であった。また、ブロンテ姉妹の肖像画の作者(※右の画像)として知られる程度であった。
ところが、近年、ブランウェルの作品への注目がなされたり、アダプテーションとして創作小説の主人公に抜擢されたり、脇役ではなく、主役として位置づけられ始めている作家である。
当時のヴィクトリア朝は、圧倒的な男性優位社会であった。しかし、ブロンテ家で名声を獲得したのは、不利な立場にあった女性陣のシャーロットたちであり、キャリアの点で有利であったはずのブランウェルは、晩年には酒とアヘンに溺れ、社会的成功を収めることができなかった落伍者としてのレッテルをこれまで貼られてきた。
この、「成功した女性」と「失敗した男性」という構図は、当時のジェンダー規範からすると逆転現象とも言える。これまでの研究では、「成功した女性」である姉妹たちにスポットライトが当てられてきたわけだが、これまで顧みられることがなかった「失敗した男性」への着目は、当時の男性の苦悩や生き様を浮き彫りにし、ジェンダー平等が提唱されている現代において、何らかの指針を提供できるのではないだろうか。

The Image of Branwell Brontë in Elizabeth Gaskell's The Life of Charlotte Brontë

(エリザベス・ギャスケルの肖像画)

For the last three years of Branwell’s life, he took opium habitually, by way of stunning conscience; he drank, moreover, whenever he could get the opportunity. . . . For some time before his death he had attacks of delirium tremens of the most frightful character; he slept in his father’s room, and he would sometimes declare that either he or his father should be dead before morning. The trembling sisters, sick with fright, would implore their father not to expose himself to this danger; . . . (From  The Life of Charlotte Brontë vol.1 ch. 13) 

落伍者としてのブランウェル像が長きに渡り広まることとなったのは、エリザベス・ギャスケル(Elizabeth Gaskell, 1810-1865)による『シャーロット・ブロンテの生涯』(The Life of Charlotte Brontë, 1857)の影響が大きい。シャーロットと交流のあった女性作家であるギャスケルは、シャーロットの伝記を執筆する際、女性らしくない作品を執筆したシャーロットに対する当時の酷評を和らげようとして、ブランウェルを家庭内の荷物として描くことで、家族問題に悩むシャーロット像を強調した(左の引用)。このブランウェル像を、その後の伝記執筆者も描き続けた結果、失敗者としてのブランウェルの立ち位置は当然のものとなったのである。
ただ、ここで指摘したいのは、ギャスケルをはじめとする、失敗した男性に対する非難が示すのは、男性は成功しなければならず、リーダーとして家族を牽引し、経済的・精神的な支柱とならなければならないという男性に対する社会的な無言の圧力が存在していたという点である。このレールから外れてしまったからこそ、ブランウェルという男性は酷評されたのである。

当時、多くの女性は「家庭内天使」という女性の社会進出を許さない理想像に苦しんだ。同様に、男性には男性の求められる理想像があり、多くの男性が苦しんだはずであるが、これまでそうした男性の声が取り上げられることは少なかったように思える。本研究は、このような男性たちの悲鳴を取り上げていく。

Branwell Brontë as an Author

ブロンテ研究者ではない人々は、そもそもブランウェル・ブロンテという存在を知らないかもしれないし、その存在を知っていたとしても、ギャスケルが描いた酒とアヘンに溺れた堕落者としての姿であろう。ましてや、彼の作品が存在するという事実すらあまり知られていないかもしれない。
ブロンテ研究者にとっても、ブランウェル・ブロンテの作品への注目が高まったのは、1990年代以降のことである。1980年代後半以降、クリスティーン・アレグザンダー(Christine Alexander)を中心として、シャーロットの初期作品の編纂や研究が徐々に浸透してきた(中央上の写真)。ブロンテの初期作品の特徴として、兄弟姉妹での合作という側面がある。ジュリエット・バーカーは、1994年に発表したブロンテの伝記で、初期作品でリーダーシップを執ったブランウェルの存在を重視した。このような流れの中、ヴィクター・A・ノイフェルト(Victor A. Neufeldt)は1990年から1999年にかけて、ブランウェルの詩集をまず編纂し、その後散文作品を含めたブランウェルの作品集を3巻本にまとめ上げた。こうして、ブランウェルの作品の入手が可能になったのである。

(クリスティーン・アレグザンダーによるシャーロット・ブロンテの初期作品集や、初期作品の研究書)

(現在入手可能なノイフェルト版ブランウェル作品集全3巻)

ところが、ノイフェルト版作品集の出版後、すぐにブランウェルの作品研究が盛んになったわけではない。その証拠として、この作品集は、再版されることなく、出版後間もなくして入手しづらい希少本となってしまった。

こうしたなか、ノイフェルトは、ブランウェルが姉妹より先んじて、『ハリファックス・ガーディアン』(Halifax Guardian)等の地方誌に詩を投稿し、実際に少なくとも26回は彼の詩が地方誌に掲載されていた事実を強調した。つまりノイフェルトは、作家としてのブランウェル像を提示し続けたのである。

このようなノイフェルトの主張を受けて、徐々にブランウェルの作品に注目する批評家が増え、それと同時にブランウェルを主人公としたアダプテーションも生まれてきた。現在では、ノイフェルト版作品集はリプリント版として復活しただけではなく(中央下の写真)、電子書籍としても入手可能である。また、オックスフォード・ワールド・クラシックス版のブロンテの初期作品選集(2010年刊)には、ブランウェルの作品も収録されている。まさに、現在ブランウェル・ブロンテは、作家としてみなされているのである。

Branwell Brontë and Joseph Bentley Leyland

ブランウェル・ブロンテは、ブロンテ家でただ一人の息子であった。そのため、将来的に一家を支える大黒柱として家族から期待されていた。シャーロットたちが女性であるという理由だけで、職業選択の幅が狭く、当時の中産階級の女性に許された職業であった学校教師や家庭教師の道に進むしか許されていなかったのに対し、ブランウェルは、画家、家庭教師、鉄道事務員など、様々な職業に実際に就いたり、フリーメイソンの一員として社会的な活動を行ったりしていた。
ところが、ブランウェルはどの職業でも失敗を繰り返し、成功を収めることはできなかった。従来の批評では、この点だけが強調され、姉妹たちとは異なり、チャンスがあったのに大成できなかった駄目な男性として酷評されてきたのである。成功できなかったのは、ブランウェルの弱さを示しており、彼が悪かったという見方を行う批評家がほとんどであった。
ジョセフ・ベントリー・リーランド(Joseph Bentley Leyland, 1811-1851)は、ブランウェルの友人であり、彫刻家であった。彼もブランウェル同様、酒に溺れ身を持ち崩してしまうタイプの男性であったが、実は彼は一時期ロンドンに居を構えて活躍するほど、当時彫刻家として全国的な名声を得ていた。しかしながら、そのような成功が、必ずしも経済的な成功につながったわけではなく、晩年は借金で債務者監獄に投獄されてしまう。成功を収めていた男性でさえ経済的な自立ができなかったという事実は、芸術家として経済的側面も含めて大成することが、いかに当時の男性たちにとっても困難であったかを示している。
リーランドの例から分かるように、職業選択が女性よりも開けていた男性優位社会であっても、それが単純に男性にとって生きやすい社会であったことを意味するわけではない。むしろ、ブランウェルのように、成功できなかった男性は酷評にさらされるほどの厳しい世間の見方があった。こうした社会的敗者とこれまで位置づけられてきた男性の声として、ブランウェル・ブロンテの作品と彼の生き様は、ヴィクトリア朝のこれまで見過ごされてきた男性の一側面を浮き彫りにしてくれるであろう。

(ジョセフ・ベントリー・リーランドの肖像画)

Images of Male Characters in his Early Works

1829年6月号と7月号の『ブランウェルズ・ブラックウッズ・マガジン』に収録されている作品「夜」は、酒場を舞台としており、そこは男たちにとっての社交の場であるとともに、政治経済の議論、詩作品の披露など社会的・文化的活動を促進する場となっている。この作品では酒場が舞台であるが、1832年までのブランウェルの作品の全体的な特徴の一つとして、場面が戦場であることが多く、それと関連して女性がほとんど登場しない点が挙げられる。このように、子どもたちの遊びの世界においても、社会を牛耳るのは男の役割であることが示されている。

しかし英雄というイメージが強い最初期の作品で描かれる男たちに課せられる役割は決して楽なものではない。英雄であるためには、戦いによって相手を打ち負かし勝たなければならない。1829-30年にかけて書かれた3つの劇詩「ローザンヌ」「カラクタカス」「復讐」はいずれも、こうした戦いに一度は敗れ、そこから這い上がろうとする男の姿が描かれる。男たちは、力を持っていなければならず、力のないものは排除されていく。力強さ、栄光、尊敬、繁栄、正義などの言葉は初期作品の様々な作品で再三繰り返し英雄たちの描写に使用され、男性の理想像を示すキーワードとなっている。一方でその対極に存在する、卑劣、下品、卑しい、野蛮な登場人物たちは、最後は英雄との勝負に負ける運命にある。この英雄対悪漢という単純な構図は、1830年12月から1831年5月にかけて執筆された「ヤングメンの歴史」などの作品でも繰り返されている。これらの作品の最終局面における反逆者たちの虐殺の描写にためらいは一切ない。

ところが、「あるイギリス人の手紙」で登場するロウグという登場人物と、それに伴う語りの立ち位置の変化により、この単純な構図に変化が生まれる。本作品では語り手ベリンガムは、ロウグ率いる反乱軍の捕虜となってしまうため、最後に英雄側が勝利を収める点はこれまでの作品と同じ展開であるが、これまでは英雄側から英雄譚が語られていたのに対し、この作品では、英雄側に属する語り手が、敵側に身を置いて物語が進行するという相違点がある。そのためベリンガムが語るのは英雄譚ではなく悪漢ロウグの話である。本来英雄側の人間として位置されている捕虜のベリンガムは、徐々にロウグ軍の中に、物理的にも精神的にも入り込んでいき、結末部では、ロウグの最期を描写することへのためらいまで感じられる程である。本作品においてブランウェルがロウグという敗者の人生へと視点を転じているのは明らかである。負けた側なりの人生を照射することで、勝利が求められる厳しい世界に新たな目を向けるようになった転換点となる作品と言えるのではないか。

論文

「『ブロンテ・スタディーズ』におけるブランウェル像の変遷 ―1895年から1999年まで―」(2020)瀧川宏樹『大阪工業大学紀要』64(2)p.25-36.

「ブランウェル・ブロンテの詩作品における海の表象」(2017)瀧川宏樹『ブロンテ・スタディーズ』6(3)p.33-46.

「ブランウェルの詩の構成 ―もう一つのパーシー像」(2014)瀧川宏樹『イギリス文学と文化のエートスとコンストラクション:石田久教授喜寿記念論文集』p.141-150.

研究者INFO: 工学部 総合人間学系教室 英文学研究室 瀧川宏樹 講師

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藤井 秀司

液体の粉体化技術に基づく機能性材料の創出

コロイド次元に存在する高分子粒子は、接着・粘着、塗料分野においてフィルム形態にして広く利用されている。近年、高分子粒子の粒子径、粒子径分布、表面化学、形状のコントロール技術の発展の恩恵を受け、大きい比表面積、分散状態における適度な運動性を活かした粒子形態のままでの利用にも関心が集まり、学術、工業両分野において精力的に研究が進められている。さらに、コロイド次元にある高分子粒子は、粒子間力、界面自由エネルギー、媒体の流れを駆動力とする自己組織化、すなわち自律的方法によって省エネルギー型の機能性材料の創出を可能にし、現行の重力支配下におけるエネルギー消費型の材料創出、すなわち他律的方法を見直す機会を我々に与えてくれる。 発表者は、界面自由エネルギーを駆動力とする粒子の自律的な界面吸着現象に注目し、高分子粒子の気液分散体の安定化剤としての利用を提案している。これまでに、粒子径、単分散性、形状、表面化学を精密にデザインした機能性高分子粒子を使用し、高分子化学、界面コロイド化学を学術基盤として、高分子粒子によるアーマードバブル、リキッドマーブル(LM)、ドライリキッド等のソフト分散体の安定化、構造評価および安定性制御に関する基礎研究を推進している。粒子の素材として高分子材料を利用することで、無機材料では導入が困難である、多様性に富む刺激応答性、低温での変形能、成型性、フィルム形成能の導入が可能になり、ソフト分散体を基盤とする新規機能性材料の開発につながると考えている。本発表では、気中液滴型気液ソフト分散体であるLMについて、発表者らが取り組んできた研究について紹介させていただく。

+2
上辻 靖智

機能材料のマルチスケール最適設計

 材料に優れた特性を発現させる鍵は,微視構造にある.次世代新規デバイス開発の核となるマルチフェロイック材料の電気磁気効果を飛躍的に向上することを目的とし,顕微鏡で観察される微視(ミクロ)スケールと機械構造物を捉えた巨視(マクロ)スケールを連成したマルチスケール構造最適設計を駆使して,数値解析主導の材料設計開発を提供する.

+1
馬場 望

地震複合火災を受けた鉄筋コンクリート部材の残存構造性能の評価

 地震に対する防災計画は,主として本震による被害軽減を対象としているが,近年の比較的大きな地震では,本震に迫る大きな余震や二次災害による被害の拡大が懸念されており,これら地震複合災害を防災計画に盛り込むことが急務となっている。本研究は,地震複合火災に着目し,既存の建物構造物に多く存在する普通強度コンクリートを用いた鉄筋コンクリート部材を対象として,加熱を受けたコンクリートの圧縮強度残存比,拘束効果を考慮した構成則および鉄筋コンクリート部材の残存構造性能の評価法を確立することを目的とする。

+1
周 虹

光無線融合通信技術を用いた5G MIMO信号中継伝送システム

1本或いは少数本のRoF(Radio on Fiber)リンクで超高速5G MIMO無線情報信号を中継することにより、特に僻地や過疎化地域における5G基地局の設置数を減らし、5Gネットワークの構築及び運営コストを削減して、僻地や過疎化地域への5G通信サービスの普及に貢献します。

+2
中村 友浩

3次元培養筋”OITem”の開発と評価

我々の研究グループでは、長期的な培養が可能で成熟度が高く、機能評価が簡便に実施できるマウス由来骨格筋オルガノイド作成に成功し、大阪工業大学独自のモデルとして3次元培養筋OITem (Osaka Institute of Technology:Tissue engineered muscle) と命名した。この骨格筋オルガノイドは、平面培養と異なり、細胞配向性が高く、形態的にも生体筋と類似していることが明らかとなっている。培養中に自己組織化によって生じる受動的張力を解放し、機械的除負荷を行うと生体筋の廃用性筋萎縮に類似した表現型が生じる。また、培養デバイスを汎用的な電気刺激装置が使用できるように最適化し、生体筋の収縮様式と類似した短縮性収縮を誘導したり、収縮機能を評価することも可能である。この生体外デバイスを利用し、生体筋収縮を模倣することが可能であれば、運動効果を検証する動物代替モデルとして活用できるだけで無く、高齢化に伴う筋力低下を予防できる栄養素材の開発やALS、重症筋無力症などの難病疾患の創薬等、幅広い領域で社会実装可能な基盤技術として期待できる。

+1
吉田 哲

年をとっても同じまちで!

住み続けてきた街で、高齢期にも健康に生活を継続できることは誰しもが望むことである。そのためには特定のだれかに負担が集中したり、補助金頼みの支援では持続的な支援とならない。こうした前提で、1.高齢者の外出支援のための道路沿い私有地へのベンチの設置、2.商店街と連携した買物支援、3.介護保険外・訪問型日常生活支援の広域・越境提供の研究、などを進めています。中でも1.では2021年度国土交通省令和3年度(第15回)バリアフリー化推進功労者大臣表彰、京都景観賞、景観づくり活動部門:市長賞(令和2・3年度)、日本都市計画学会関西支部、関西まちづくり賞: 奨励賞などを受賞しており、2019年にはロンドンで Urban Design for Elderly Pedestriansと題した事例報告もしています( UCL-Japan Grand Challenges Symposium “Research Development and Innovative Knowledge Transfer to Super-ageing Society”, JANET Forum 2019, 2019.11.5, Embassy of Japan in the UK)

+2
吉村 勉

高速通信用発振器の相互干渉解析と自動補正に関する研究

近年の高速・高密度の大規模集積回路において,内蔵する発振器の性能がクロック同期系デジタル回路の処理速度に大きな影響を与える。そこで問題となるのが複数の発振器間の相互干渉である。私たちは今まで発振器の干渉ノイズのモデル化およびその実証と,位相同期回路における干渉ノイズの影響について研究してきた。特に完全同期にある発振器間の相互干渉において,小規模の補正回路でその影響を低減する手法を考案し,いくつかの知見を独自に得ている。本研究ではその知見をさらに一般的な凖同期の相互干渉の低減に適用し,今までにない新しい手法での相互干渉の影響削減の提案を行いたいと考えている。

+3
又吉 秀仁

機械学習を用いた最適動作による高効率な風力発電システム

大きな慣性モーメントを有する風車は、風速変動が大きい風況において、回転速度を迅速に制御することが難しく、発電出力は最大で40%以上減少する。これに対し、当研究室では高効率化に有効な回転速度維持制御法において、風速変動と風力発電システムの動作特性を機械学習により明確にし、風車制御システムに反映させることで、様々な風車タイプや風況に適用可能な高効率風力発電システムを考案した。

安國 良平

液中レーザー粉砕法による有機ナノ粒子作製技術

ナノサイズの粒子はバルク結晶とは異なるユニークな物理化学特性を有しているため,既存材料のナノ粒子化による新奇な機能発現が注目されている. 液中レーザー粉砕法は貧溶媒に分散させた有機物のバルク結晶にパルスレーザーを照射して粉砕することで,ナノ粒子の分散液を得る技術である. レーザーの照射パラメーターを変えることで作製する有機ナノ粒子のサイズや結晶多形を制御することが可能である.

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