キーワード: PBL

3件の研究シーズが見つかりました

宮脇 健三郎

ROS対応オリジナルロボットによるPBL教育

大阪工業大学情報科学部では中之島ロボットチャレンジという屋外での自律走行ロボットの競技に2021年から参加し,PBLのテーマとして活用しています. PBLにおいては小型の車輪移動ロボットと大型の競技用ロボットを使い分け,効率的に学習を進められるように配慮しています.また,高価な市販ロボットを購入する必要がないよう,屋内外で手軽に実験可能なロボットを独自に設計・製作して利用しています。 車輪移動型ロボットに装着するアーム等も製作しており、様々なPBL用ロボットの製作ノウハウを有しています.

福安 直樹

自動発注問題を題材としたIT人材育成教材

ビッグデータ処理、人工知能、クラウドの各技術を融合して社会の具体的な課題を解決できる人材の育成を目指して、スーパーマーケットにおける自動発注問題を課題として設定したPBLを設計・実装しました。システムを構成する各要素技術のみならず、チームでコンセンサスを得る方法やその難しさ、役割分担による開発、そのためのコミュニケーションなども経験できるようにしました。これまでに延べ236名を対象に実施し、アンケート結果等からその有用性を確認しました。

藤元 章

火星移住計画と太陽系ツアーをテーマにした課題解決型授業

[概要] 大阪工業大学の工学部では,PBL(ProblemあるいはProject-Based Learning)を基軸とした教育カリキュラムを実施している。1年次では各学科の専門分野に関連した課題の実験・実習的なPBLを行い,2年次生には物理学,地球科学,生物科学の分野横断型PBLを提供している。2015年度から2018年度まで「火星移住計画」を題材にして進めてきた。そして, 2019年度からは,火星の枠を飛び出して,「太陽系ツアー」をテーマにしたPBL型授業を進めている。