本プロジェクトでは次世代型マイクロ流体デバイスの開発ユニットを構築し、第一弾として、静電集じん技術をマイクロ流体デバイス内に集積化することで、気体中のPM2.5やマイクロプラスチックなどの微粒子を、直径、質量、材質、形状でソーティングし個別に回収可能な微粒子クロマトグラフィー技術の開発を目指す。
研究代表者は、基本的に年1編以上の論文を執筆しており、研究分担者や外部協力者も同等かそれ以上の水準にあるため、3年間で6編以上の論文執筆を目指す。ただし、次項の知財との兼ね合いもあるために、論文や学会発表などは慎重に進める予定である。
学会発表に関しては、
・Electrostatics Society of America
・Miniaturized Systems for Chemistry and Life Sciences (µTAS)
(マイクロ流体デバイス関連の学会の中で最も評価の高い学会)
・IEEE Industry Applications Society
・日本機械学会年次大会(機械学会分野で国内最大規模)
・電気学会
・静電気学会
ジャーナルについては
・Advanced Powder Technology(日本粉体学会が編集 IF≒4)
・Journal of Electrostatics(静電気関連の最も権威ある雑誌)
・Microfluidics and Nanofluidics
・PLOS ONE
などを想定している。