RESEARCH TITLE 【2023年度研究PJ】VRを活用した技術者教育ツール(次世代型DX教育技術)の開発

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RESEARCHER研究者リスト

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研究代表者ロボティクス&デザイン工学部 システムデザイン工学科横山 広充 教授

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研究分担者

工学部 生命工学科長森 英二 准教授

外部協力者

大阪産業技術研究所駒 大輔 研究員

外部協力者

京都市産業技術研究所山本 佳宏 研究員

OVERVIEW研究課題の概要

 研究代表者は川上村のVRコンテンツの制作など、VR技術を使った研究・開発を行っており、その技術を活かして技術者の育成ツールの開発を行うことを本PJの目的とする。

 まずは、研究分担者である工学部 生命工学科 長森准教授のNEDO事業により大宮C10号館に設置された「バイオものづくりラボ」における実技教育にスポットを当て、ポストコロナ時代に対応した次世代型教育コンテンツとして、VRを活用した体験型実技指導ツール(培養技術者教育DX化ツール)の開発を行う。

実技教育は大変好評であり、数多くの企業共同研究費獲得の呼び水となっていると推測され、本ツールが完成した際は新たな教育技術のモデルケースとして対外的にも注目を集めると予想される。

REASON課題実施の根拠

バイオ技術を活用した持続可能型社会の実現が要望される中、バイオものづくりを担う培養技術者育成が急務である。既に工大ではNEDO特別講座として人材育成プログラムを開始し好評を得ている。一方でPJ終了後も自走可能な体制の構築が欠かせない。VRの活用(DX化)で実技教育にかかる手間とコストを削減するとともに、数多くの企業が順番待ちとなっている状況を打開出来ると期待される。技術者教育の高い満足度が、その後の企業共同研究獲得に繋がっているため、高い質(教育効果)を維持する必要がある。単純な動画ではなく、VRを活用した独自の体験型実技教育を、生命工学科・システムデザイン工学科連携で開発する。企業技術者向け教育の経験が豊富な大阪産技研や京都産技研とも連携し、助言を得る。

EFFECT期待効果

期待される研究成果

NEDO特別講座の基礎編・応用編の教育実績積み増し(従来計画よりも大幅増)。これに引き続く加速予算獲得(2022年度も2000万円の獲得実績あり。2023年度も既に打診あり。)。

企業共同研究に基づく原著論文(2022年度、化学工学会誌投稿1報)、学会発表(2022年度、生物工学会、化学工学会に計2件)、依頼講演への登壇(2022年度、4件)が、昨年度以上の数値で期待される。追加で想定される例としてはイノベーション教育学会での学会発表などがあげられる。

期待される知財の成果

コンテンツの見せ方自体には特許性はないが、教育コンテンツ自体についてはノウハウ等がある。バイオものづくりラボでは、人材育成と試作支援だけでなく、バイオプロセス開発に必要な検討を高速化し、手間と労力を削減可能な培養データ解析支援システム(BMDS)や培養条件最適化支援アプリ、シングルユース培養システムの開発を推進している。バイオものづくりラボをPJ独自技術の社会実装拠点として形成・整備するための知財戦略がプロジェクト内(iBMS委員会)にて入念に練られている。

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