抵抗発熱を用いた溶接・接合技術
近年の自動車産業では,車体重量の低減を目的として,車体構造部材に対して強度レベルのが高い高強度鋼板の適用が推進されている.中でも,強度レベルが1000MPaを超える超高強度鋼板が開発され,またその適用が期待される一方で,その接合部において剥離強度である十字引張強さの低下が懸念されている.そこで超高強度鋼板抵抗スポット溶接継手の接合強度向上に寄与する抵抗スポット溶接手法について開発を行った事例を紹介する.
近年,非接触型タッチパネルなどのニーズの高まりとともに,空中に映像を表示する技術(空中映像技術)の研究が盛んになっている.現在,テンキーやメニュー画面などの2次元映像を空中に表示し,非接触でインタラクティブ操作する装置が開発されている.本研究では,ボリュームや視差がある3次元映像を空中に表示する技術を実現し,より多彩なインタラクション操作が可能な映像メディアの実現と幅広い分野への応用を目指している.
論文
「光線再生による空間像表示技術」(2021)『光学』129(9)p.24-30.
「Design of optical viewing zone suitable for eye-tracking integral 3D display」(2021)『OSA Continuum』4(5)p.1415-1415.
「Integral 3D/2D partially convertible display using geometric phase lens array」(2021)『Results in Optics』3p.100061-100061.
特許
特願2016-032086特許第6730817号特開2017-151202「立体像表示装置」
特願2016-120027特許第6751600号特開2017-225034「要素画像群生成装置、符号化装置、復号装置、およびプログラム」
特願2015-227303特許第6714347号特開2017-097084「立体像表示装置」
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