磁歪材料を応用したエネルギーハーベスト発電体の創製
本技術は、鉄コバルト系磁歪合金の逆磁歪特性を利用し、さらに衝撃付加部を組み込んで一体化させた、衝撃振動発電機である。発電促進のため、発電機内にリング状磁石を設置し、さらに磁歪合金コア材が衝撃により大きくスライドしながら固有振動を起こすため、通常の衝撃振動発電機と比較して、発電時間が長く、さらに発電力も高い点が特長である。一回の打突で30個以上のLEDを点灯させることが可能である。
ロール周速30m/min以上,冷却速度2000℃/s以上でアルミニウム合金板が鋳造可能な双ロールキャスターと単ロールキャスターの開発を行ってきた.溶湯から直接薄板の高速鋳造が可能であるため,省工程・省エネルギーの利点がある.また,高い冷却速度によりリサイクル材に含まれる金属間化合物を微細粒状化し,不純物を部外化することができる.つまりアップグレードリサイクルが可能になる.また,中心線偏析は,双ロールキャスターに特徴的な欠陥であるが,これを解決するためにスクレイパーを装着した単ロールキャスターを開発した.
論文
「高速ロール周速,高冷却速度のアルミニウム合金用双ロールキャスタの開発」(2014)『鋳造工学』86(1)p.48-53.
「Strip casting of 6061 and recycled 6061 alloy by an unequal diameter twin roll caster」(2011)『Advanced Materials Research 』264-265p.1911-1916.
「600 mm-Wide Strip Casting Using Single Roll Caster Equipped with Scraper」(2019)『Key Engineering Material』805p.43-49.
特許
特願2006-278929特許第4873626号
特願2010-074895特許第5472855号
特願2010-078647特許第5846991号
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