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ホーム新しい熱物性値測定法
SDGsの分類
研究テーマ
ナノ・材料
学科の分類
工学部機械工学科

新しい熱物性値測定法 【非均質あるいは異方性】

工学部

機械工学科

伝熱工学研究室

松島栄次 准教授

熱物性測定法

未来の発電所となる核融合炉では,数十億度の超高温プラズマを閉じ込める構造材料として傾斜機能材料が,宇宙旅行を実現するためのロケットエンジンでは,数千度の燃焼ガスを噴射する構造材料として炭素繊維強化炭素複合材料が開発されています.どちらの材料も,【熱が加えられたとき,どのような応答をするのか?】を調べることが重要です.そこで,伝熱工学研究室では,そのような最先端の材料内を熱が伝わる速さとその測定法を研究しています.

実用化までの課題

☞ 傾斜機能材料の熱物性値測定法 ➡ 材料内の温度伝導率分布を評価するため,誘導加熱コイル内で材料を移動させる構造が必要不可欠である.

☞ 炭素繊維強化炭素複合材料の熱物性値測定法 ➡ 温度伝導率の三次元2階テンソル量を評価するため,直方体試料の6面を赤外線加熱する光源とその電源電圧制御装置が必要不可欠である.

論文

「高温域における電磁力を用いた電気伝導率と温度伝導率の同時測定法の開発」(2019)無量井大輔『第40回日本熱物性シンポジウム講演論文集』p.115-117.

「光加熱を用いる炭素繊維強化炭素複合材料の二次元温度伝導率成分測定法」(2020)松島栄次『熱物性』34(3)p.80-89.

研究者INFO: 工学部 機械工学科 伝熱工学研究室 松島栄次 准教授

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