生きる意味の研究
ニヒリズム(この世界は生きるに値しないという世界観)の克服をテーマに、主にフランクル(V.E.Frankl,1905-1997)の意味の思想の研究を行っている。ユダヤ人であるフランクルは、強制収容所の体験記『夜と霧』によって世界的に有名であるが、精神科医としてニヒリズムの克服を一生のテーマとし続けた人物である。全体像が見えづらく断片的な印象を与えるフランクルの思想を、哲学の立場から体系化し、理解を深め、そこからニヒリズムを克服しうる理論を明確にすることを目的としている。
耐震設計された建物が地震後に辛うじてその構造的機能を維持できていたとしても、補修・補強される間もなく火災を経験すると、地震直後に保持していた構造的機能を喪失することが考えられる。したがって安心安全のために、地震火災の規模と建物損傷度の関係を推定しておく必要がある。本研究の目的は鉄筋コンクリート柱の地震火災後の建物損傷度を、残存耐力により推定することである。地震および火災を模擬した損傷は、本学八幡工学実験場の載荷装置および水平加熱炉・大型電気炉で、模擬的に与えられている。
論文
「加熱冷却後の鉄筋コンクリート柱の残存軸圧縮耐力の評価 その1 RC柱の残存軸圧縮耐力実験」(2020)『日本建築学会大会学術講演梗概集』p.163-164.
「加熱冷却後の鉄筋コンクリート柱の残存軸圧縮耐力の評価 その2 加熱冷却後のコンクリート残存圧縮強度」(2020)『日本建築学会大会学術講演梗概集』p.165-166.
「加熱冷却後の鉄筋コンクリート柱の残存軸圧縮耐力の評価 その3 FEM解析によるRC柱の残存軸圧縮性状」(2020)『日本建築学会大会学術講演梗概集』p.167-168.
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