Wi-Fiパケットセンサーデータとトピックモデルによる人々の活動の特徴抽出
人流調査にも用いられるWi-Fiパケットセンサーデータに,文書データの解析手法であるトピックモデルを適用し,主に中心市街地等の人が集まる場所での人々の活動の特徴を抽出する手法です.この手法を用いてコロナ禍前後の人々の活動の特徴(通勤通学や週末夜の繁華街の活動など)を抽出し,それらの変化を把握することができました.この手法は,対象エリアの複数個所に設置したセンサーで継続的に取得したデータがあれば適用することができます.
本研究は将来的な地下街デジタルサイネージ構築のための感性評価システムの開発を大きな目的としている。具体的には実際の地下空間において被測定者に脳波計を装着した状態でデザインした地図を読図させた上で経路探索実験を実施する。取得した脳波計測データと行動観察調査結果の相関などにより、デザインに関する感性評価システムを開発する。実験では可搬型脳波計を用いる。 開発した感性評価システムは新製品の評価やデジタルサイネージなど各デザイン分野において利用者に求められるデザインの創出に寄与することを目指す。
論文
「読図をともなった地下街経路探索時の脳波特性に関する研究:大阪駅南地区地下街を事例として」(2020)『日本都市計画学会関西支部研究発表会講演概要集』18(0)p.77-80.
「脳波と認知地図からみた地下街経路探索時の認知特性に関する研究:-大阪駅南地区地下街を事例として-」(2019)『日本都市計画学会関西支部研究発表会講演概要集』17(0)p.13-16.
「経路探索時における地下街の空間認知に関する基礎的研究:大阪駅南地区地下街を事例として」(2018)『日本都市計画学会関西支部研究発表会講演概要集』16(0)p.53-56.
研究シーズ・教員に対しての問合せや相談事項はこちら
技術相談申込フォーム© INNOVATION DAYS 2021 智と技術の見本市.