イオン選択性電極
認識化合物 および イオン感応膜の開発
工学部
応用化学科
認識化学・物性解析研究室
森内隆代
教授
金属イオンは、生体内で、水分調整や代謝などに大きく関与しています。当研究室では、社会の求める実用センサーを目指し、「目的のイオンを識別する認識化合物」を設計・合成しています。
そして、実際に用いられているイオン選択性電極としての性能評価や、センサー部となるイオン感応膜の開発を行っています。
論文
「Proton spin relaxation study with pulsed NMR on the plasticization of Na+ ion-selective electrode membranes prepared from PVCs with different degrees of polymerization」(2020)森内隆代『Analyst』Vol.145 (No.11)p.3832 - 3838.
「Ionophoric Properties of [14]Tetraazaannulene Derivatives and Substituent Effect on the Cation-selectivity」(2017)森内隆代『Electroanalysis』Vol. 29 (No. 7)p.1712–1720.
「Conformational analysis of 12-crown-3 and sodium ion selectivity of electrodes based on bis(12-crown-3) derivatives with malonate spacers」(2003)森内隆代『Analytica Chimica Acta』480p.291-298.
特許
特願2003- 429141特開2005-187369「イオン感応物質およびそれを用いる方法」
特願2002-134654特許第4111742号特開2003-327597「アザアヌーレン誘導体からなるイオノフォア、感応膜、およびそれを用いたイオンセンサ」
特願2001-352192特許第352192号「液晶分散型簡易イオン選択性電極センサならびにそれを用いた素子」