水中での反応に特異的な活性を示す高分子・金属ナノコンポジット
粒径が3nm以下である金属ナノ粒子が分散したポリマー「疎水性高分子・金属ナノ粒子のナノコンポジット」を、水中で簡便な方法により合成できます。合成したナノコンポジットは水中での様々な有機合成反応に触媒として応用可能であり、回収・再利用も可能である。類似の手法を用いると、水中に溶解している貴金属イオンを粒径の揃った金属ナノ粒子として回収することも可能です。
我々の研究グループでは、長期的な培養が可能で成熟度が高く、機能評価が可能なマウス骨格筋細胞のオルガノイド作成に成功しており、この骨格筋オルガノイドの培養中に生じる受動的張力を解放することで簡便に生体と類似した筋委縮誘導できる生体外モデルを開発している。この生体外デバイスを利用し、生体の筋萎縮を模倣することが可能であれば、筋萎縮を改善する創薬および高機能食品の開発が飛躍的に進展すると期待できる。
論文
「Hypoxia transactivates cholecystokinin gene expression in 3D-engineered muscle」(2021)『J. Biosci. Bioeng.』132(1)p.64-70.
「Effect of heat stress on contractility of tissue-engineered artificial skeletal muscle.」(2018)『J. Artif. Organs.』21(2)p.207-214.
「Development and evaluation of a removable tissue-engineered muscle with artificial tendons.」(2017)『J. Biosci. Bioeng.』123(2)p.265-271.
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