通孔ポーラス材の簡単な作製方法
半凝固状態を利用してアルミニウム合金の通孔ポーラス材を簡単・安価に作製することができます.半凝固状態で中子棒を引き抜くだけで,通孔ポーラス材を作製できます.孔形状は例えば“L”字型も可能です.通孔の最小径の実績は0.5mmです.平行な通孔だけではなく,異なる方向の通孔も開けることができます.従来のポーラス材より長い通孔を開けることができます.直径5mmの通孔では長さ500mmの実績があります.
立体規則性を精密に制御した有機ー無機からなるプラスチック材料を精密重合法に基づき調製した。今回開発した高分子はキラル分子を認識し、螺旋構造を形成することを見出した。また、その螺旋構造はキラル分子を取り除いた後も保持されることも明らかとなり、キラル分離膜を始めとする医療材料への応用展開が期待される。
論文
「Preparation of polyhedral oligomeric silsesquioxane-containing block copolymer with well-controlled stereoregularity」(2019)『J. Polym. Sci., Part A: Polym. Chem.』57p.2181-2189.
「Preparation of polymethyl methacrylate with well-controlled stereoregularity by anionic polymerization in an ionic liquid solvent」(2020)『J. Polym. Sci. 』58p.1960-1964.
「Chiral Silica with Preferred-Handed Helical Structure via Chiral Transfer」(2021)『JACS Au』1p.375-379.
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