非平面アレイの放射電磁界を机上PCで計算?!
実装先プラットフォームの形状を損なわずにアレイ素子を配置することをコンフォーマルアレイと呼んでいますが、素子数が大きくなると、電磁界シミュレータでは計算時間の面で実用的でありません。そこで、コンフォーマル形状が多項式で表される場合を数学的に解析し、様々なパラメータを一元的に扱うGUIを開発しています。
隠消現実感(Diminished Reality)とは、映像中の不要物体の上に背景画像を重畳することで、不要物体をリアルタイムで視覚的に取り除く技術であり、映像中に仮想的な物体を重畳する拡張現実感(Augmented Reality) とは反対の概念を持ちます。本シーズでは、画像修復技術を用いて不要物体の周辺情報から尤もらしい背景画像を生成し、かつ背景の形状を推定することで、移動するカメラの映像から物体をリアルタイムで取り除きます。
論文
「Diminished reality based on image inpainting considering background geometry」(2016)『IEEE Transactions on Visualization and Computer Graphics』22(3)p.1236-1247.
「Augmented reality marker hiding with texture deformation」(2017)『IEEE Transactions on Visualization and Computer Graphics』23(10)p.2288-2300.
「平面上の拡張現実感マーカ除去におけるハイライトの再現」(2016)『日本バーチャルリアリティ学会論文誌』21(4)p.665-674.
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