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ホームイン/ポライトネスと人間関係の周縁化について
SDGsの分類
研究テーマ
人文学
学科の分類
工学部総合人間学系教室

イン/ポライトネスと人間関係の周縁化について ママ友間会話をもとに

工学部

総合人間学系教室

大塚生子 講師

周縁化(いじめ)ママ友イン/ポライトネス

通信手段の多様化によるコミュニケーションの機会の増加は、他者との親密な関係を築く機会の増加であると同時に、対立を生み、人間関係の軋轢が生じる機会の増加であるともいえる。 従来、言語使用と人間関係の構築(維持、崩壊を含む)を取り扱うイン/ポライトネス研究は、「円滑なコミュニケーション」を前提とした「相手への配慮」に関心を置き、人を周縁化したり傷つけたりする相互行為には着目してこなかった。 本研究では「ママ友」のコミュニティを集団特性を持つコミュニティのひとつと見なし、相互行為者間の実質的・感情的利害の対立に由来する場面の分析を通して、集団内での他者の周縁化を考察する。

はじめに

通信手段が多様化し、インターネットを介した新たなコミュニケーション手段が発達した現代において、他者とのコミュニケーションはより手軽で容易なものになっている。LINE、facebookやInstagramなどSNSの流行に伴い、人々は時間や場所を問わず他者と繋がり、様々な情報の交換や感情の共有を行うことが可能になった。一方で簡便なコミュニケーション手段は、負の感情、情報の共有やイデオロギーの拡散も容易にし、ヘイトスピーチ、SNSいじめやスクールカースト、ママカーストなどの社会問題を促進させる一因ともなっている。コミュニケーションの機会の増加は、他者との親密な関係を築く機会の増加であると同時に、対立を通した人間関係の悪化や崩壊の機会の増加であるともいえる。

 同じ集団に属する者同士の対立は、当人同士だけでなく、集団内の他のメンバーをも巻き起こむ対立に発展しうる。集団を二分するような覇権争いに発展する場合もあれば、些細なことがきっかけとなり、特定の個人を排除しようという集団の力が行使される場合もあるだろう。社会問題となっているいわゆる「いじめ」は、体に対する実質的な暴力やあからさまな無視、排除といった明らかな暴力だけに限らず、例えば会話における相手の位置づけや、当然予期されるタイミングでの相槌の欠如など、日常起こりうる小さな対立を通した他者の周縁化に端を発して相互行為的に構築される人間関係の一つの形と考えることができる。

Brown, P. and S. C. Levinson (1987) Politeness: Some universals in language usage. Cambridge: Cambridge University Press.

 しかし、言語使用と人間関係の構築(維持、崩壊・破壊を含む)を取り扱うイン/ポライトネス研究はこれまで、「円滑なコミュニケーション」の前提に基づく「相手への配慮」を中心とした枠組みに沿って発展してきたため、このように人間関係を悪化させることにつながる対立的場面や、人を周縁化する相互行為に着目してこなかった。

本研究では談話において相互行為者間の利害(実質的・感情的)の対立に由来する場面を対立的場面と捉え、「ママ友」のコミュニティを集団的特性を持つコミュニティの一つとして取り上げて、そこで実際に行われた相互行為を分析する。

 

研究の目的

インポライトネスに関連する実証研究はこれまで十分に行われてきておらず、また感情や動機といった要素についても十分検討されていない。本研究ではこの点を踏まえ、従来の枠組みでは説明できなかった対立場面、負のコミュニケーションへのアプローチとして、先の研究で提唱した《自己フェイス保持+感情的充足と実際的利害+良好な人間関係とのバランス》というイン/ポライトネスの動機を説明する枠組みを検証しつつ適用する。これは、新たに社会関係資本(社会学)やポジショニング理論(社会心理学)といった学際的な視点を導入したもので、談話内の分析だけで完結してきた従来の枠組みを超え、イン/ポライトネス・ストラテジーの決定や評価の原理を包括的に説明することを目指すものである。

研究の枠組み

本研究では集団内の対立的相互行為について、《自己フェイス保持+感情的充足と実際的利害+良好な人間関係とのバランス》という新たなイン/ポライトネス生成の枠組みを用い、以下の点を考察する。

 

  1. どのような対立場面でどのようなイン/ポライトネス・ストラテジーが用いられているか(対立場面の性質の同定とそこで用いられているストラテジーの類型化)
  2. それらのストラテジーにより、互いのフェイス侵害行為がいかに交渉されているか(談話レベルでのフェイスワークの相互作用)(大塚, 2006; 2013:三牧2008)
  3. それが集団内慣習および社会的適切性(social appropriateness)と照らし合わせて、談話レベルでいかに評価されているか

 

これらの分析に基づき、以下の談話における周縁化の構造を明らかにする。

  • 特定の「対立」が談話においていかに評価されているか
  • 特定の対立的発話・相互行為・フレーム、または当該のメンバー個人が談話においてどのように扱われているかという周縁化の構造

(自他にかかわらず談話的にいかに「罰則」が課せられるか-例えばインポライトと見なされる振る舞いの後は話題の中心に上げてもらえない、あるいは自ら発言を控える、等)

 

「居場所」のあるコミュニティへ

対立を通した他者の周縁化を明らかにすることによって、我々ひとりひとりが「加害者」にならないために、日々どのようなことに気を付けることができるかという反転の思考により、我々の実生活における意識喚起を行うことが可能である。

本研究で扱う「ママ友」コミュニティにかぎらず、ある特定の他者をスケープゴート的に周縁化し、排除していく過程は、実際には集団内の結束を強める機能も有する。しかし、周縁化という集団内の弱者の人権を侵害するという安易で身勝手な方法を用いて集団への所属意識を強め、集団内の人間関係の親密化を図ろうとするコミュニケーションは、結局、相手への不信と自分が周縁化されることへの恐怖に基づく表面的で脆弱な人間関係しか構築しない。

人種・民族・言語文化やジェンダーに限らず、従来からのものの価値、通信手段や働き方まで多様化していっている現代、自分に対する、また他者に対する甘えた期待(同調圧力:「みんながやっているで自分もやる『べき』だ」「みんながやっているのであいつもやる『べき』だ」)はそろそろ本格的に手放し、他者を尊重しながら相互理解を進めていく、そのような集団の構築を個人個人が心がけ、すべての人が安心して自分の「居場所」を持てる、成熟した社会を目指していきたい。

研究者INFO: 工学部 総合人間学系教室 大塚生子 講師

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