セーフティ・セキュリティ統合分析技術
人やモノ、システムが多様に連携するIoTでは、新たな連携が事故を引き起こし、「セーフティ」だけではなく「セキュリティ」の観点からも対策が必要です。しかし、「セーフティ」と「セキュリティ」は独立に発展してきており、統合的なアプローチが確立できていないことから、システム理論に基づく安全分析手法 STAMP/STPA を拡張し、双方の観点からを同一フレーム上で統合分析する手法を提案しています。
ニヒリズム(この世界は生きるに値しないという世界観)の克服をテーマに、主にフランクル(V.E.Frankl,1905-1997)の意味の思想の研究を行っている。ユダヤ人であるフランクルは、強制収容所の体験記『夜と霧』によって世界的に有名であるが、精神科医としてニヒリズムの克服を一生のテーマとし続けた人物である。全体像が見えづらく断片的な印象を与えるフランクルの思想を、哲学の立場から体系化し、理解を深め、そこからニヒリズムを克服しうる理論を明確にすることを目的としている。
論文
「V.E.フランクルにおける‘Bei-sein’の概念について」(2002)『倫理学研究』32集p.134-144.
「恋と愛~フランクルの『コペルニクス的転回』を手がかりとして~」(2008)『大阪河﨑リハビリテーション大学紀要』第2巻p.pp.23-37.
「フランクルの「幸福追求のパラドックスの図」の解釈」(2018)『大阪河﨑リハビリテーション大学紀要』第12巻p.15-26.
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