地域資源の活用による都市・地域更新の手法 2
現在、日本は拡大・成長の時代から、縮小・成熟の時代へと突入したと言える。もはや、スクラップ・アンド・ビルドによる都市更新の時代ではない。本研究室では、これからの時代における都市更新の手法について研究を行っている。身の回りに多く蓄積された「建築ストック」の活用を前提とし、さらには、成長の時代に蔑ろにされながらも命脈を保っている「地域性」を発見・増幅することによって、これからの「共同体」のあり方についても研究・提案を行っている。
本技術は、鉄コバルト系磁歪合金の逆磁歪特性を利用し、さらに衝撃付加部を組み込んで一体化させた、衝撃振動発電機である。発電促進のため、発電機内にリング状磁石を設置し、さらに磁歪合金コア材が衝撃により大きくスライドしながら固有振動を起こすため、通常の衝撃振動発電機と比較して、発電時間が長く、さらに発電力も高い点が特長である。一回の打突で30個以上のLEDを点灯させることが可能である。
論文
「Magnetostriction of heavily deformed Fe-Co binary alloys prepared by forging and cold rolling」(2015)『Materials Science and Engineering B』193p.121-129.
「Fe-Co-V磁性合金を用いた衝撃スライド型逆磁歪式振動発電機の試作と評価」(2017)『職業能力開発研究誌』33(1)p.36-41.
「Production of vibration energy harvester with impact-sliding structure using magnetostrictive Fe-Co-V alloy rod」(2020)『Journal of Magnetism and Magnetic Materials』514p.167260.
特許
特許第6422354号「発電装置」
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