人間の視覚行動からみた都市空間の設計基準
建築や都市は生活基盤として、人間に対し大きな心理的影響力を持っています。基本的な人間の移動方法を考えれば、そのデザインは歩行によって我々が得た空間能力に関する研究成果が生かされたものとなるのが理想的だと考えられます。 研究室では、空間能力を司り評価を行う脳機能の左右差や個人差を検討する事から、人間が理解しやすい建築空間、都市空間をつくるための方法を、人間の視覚行動を計測したデータや、脳波計によるデータをもとに探ります。
昔から甚大な地震被害に見舞われた日本では,地震から人命や財産を守るための努力を怠らず続いてきて,現在の耐震技術は世界の最先端となっている。これらを踏まえ,地震により被災した建物を対象として,実験および解析に基づきその損傷量や残存耐震性能を評価する。また,近年の地震被害事例で頻繁に報告されている基礎部分の耐震性能評価に取り組んでいる。
論文
「梁の損傷がRC 造建物の残存耐震性能の評価精度に及ぼす影響」(2021)『日本建築学会近畿支部研究報告集』61(構造系)p.101-104.
「梁降伏型鉄筋コンクリート造多層架構実験に基づく建物の残存耐震性能評価」(2015)『コンクリート工学年次論文集』37(2)p.697-702.
「梁降伏型RC造架構のエネルギー吸収能力に基づく全架構残存耐震性能評価」(2013)『日本建築学会構造系論文集』78(693)p.1931-1938.
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