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研究テーマ
ライフサイエンス
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工学部総合人間学系教室

生体の筋機能の改善に向けたアクアポリン4による水分代謝の制御法の開発

工学部

総合人間学系教室

健康体育研究室

石道峰典 講師

骨格筋は水分含有量が約8割であり、水分を豊富に含んだ組織です。骨格筋を構成する筋線維(筋細胞)でのスムーズな水分代謝により筋の恒常性が保たれることから、骨格筋における水分代謝を制御する水分子輸送機構は、健康的で活動的な日常生活を維持するうえでも非常に重要となります。 現在、本研究室では、骨格筋における筋機能の維持・改善やサルコペニア予防など目的に応じた水分代謝の制御を実現するために、水分子輸送機構の主要タンパク質の1つであるアクアポリン4 (AQP4)の生理学的特性の利用法の開発を目指しています。

はじめに

骨格筋は水分を豊富に含んだ組織です。骨格筋を構成する筋線維でのスムーズな水分移動により筋の恒常性が保たれることから、骨格筋における水分代謝を制御する水分子輸送機構は、健康的で活動的な日常生活を維持するうえでも非常に重要となります。本研究では、骨格筋の主たる水分子輸送機構であるAQP4に着目しています。電解質での浸透圧調整による水分代謝制御は、全身に作用するため標的部位以外にも影響が生じるが、AQP4を標的とすることで分子標的技術の応用が可能となるため、特性の部位のみに作用させることが期待されます。

以下のスライドより本研究の取り組みを紹介させていただきます。

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