本に親しむ場の設計
若者に読書の魅力を伝える地域図書館の建設計画を研究室にて実施した。これからの図書館に求められる傾向を先進事例と図書館建築特有の特殊設備の動向を調査し、管理予定者に対するヒヤリングを通じてニーズの把握したうえで設計試案を作成した。設計試案を用いたコスト検証を加えて建設与件を整理し実現可能性を検証する。
本研究は将来的な地下街デジタルサイネージ構築のための感性評価システムの開発を大きな目的としている。具体的には実際の地下空間において被測定者に脳波計を装着した状態でデザインした地図を読図させた上で経路探索実験を実施する。取得した脳波計測データと行動観察調査結果の相関などにより、デザインに関する感性評価システムを開発する。実験では可搬型脳波計を用いる。 開発した感性評価システムは新製品の評価やデジタルサイネージなど各デザイン分野において利用者に求められるデザインの創出に寄与することを目指す。
論文
「読図をともなった地下街経路探索時の脳波特性に関する研究:大阪駅南地区地下街を事例として」(2020)『日本都市計画学会関西支部研究発表会講演概要集』18(0)p.77-80.
「脳波と認知地図からみた地下街経路探索時の認知特性に関する研究:-大阪駅南地区地下街を事例として-」(2019)『日本都市計画学会関西支部研究発表会講演概要集』17(0)p.13-16.
「経路探索時における地下街の空間認知に関する基礎的研究:大阪駅南地区地下街を事例として」(2018)『日本都市計画学会関西支部研究発表会講演概要集』16(0)p.53-56.
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