遺伝的アルゴリズムに基づく鉄道ダイヤの生成自動化
現代社会において鉄道は不可欠なものとなっており、鉄道ダイヤの乱れは多くの人に影響を及ぼす。しかしダイヤの乱れは様々な原因によって生じるため、完全になくすことは難しい。ダイヤの乱れが生じると運行計画の変更を行う必要があるが、変更案の作成は人手に頼らざるを得ないため、多大な時間が必要となる。そこで本研究では、研究の最初の段階として、遺伝的アルゴリズムを用いて鉄道ダイヤの自動生成を試みる。
本研究は将来的な地下街デジタルサイネージ構築のための感性評価システムの開発を大きな目的としている。具体的には実際の地下空間において被測定者に脳波計を装着した状態でデザインした地図を読図させた上で経路探索実験を実施する。取得した脳波計測データと行動観察調査結果の相関などにより、デザインに関する感性評価システムを開発する。実験では可搬型脳波計を用いる。 開発した感性評価システムは新製品の評価やデジタルサイネージなど各デザイン分野において利用者に求められるデザインの創出に寄与することを目指す。
論文
「読図をともなった地下街経路探索時の脳波特性に関する研究:大阪駅南地区地下街を事例として」(2020)『日本都市計画学会関西支部研究発表会講演概要集』18(0)p.77-80.
「脳波と認知地図からみた地下街経路探索時の認知特性に関する研究:-大阪駅南地区地下街を事例として-」(2019)『日本都市計画学会関西支部研究発表会講演概要集』17(0)p.13-16.
「経路探索時における地下街の空間認知に関する基礎的研究:大阪駅南地区地下街を事例として」(2018)『日本都市計画学会関西支部研究発表会講演概要集』16(0)p.53-56.
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