「小さなまち」の維持・管理・運営と地域住文化の継承 ー旧伊勢街道沿いに残存する伝統的町家の修景・再生・利活用を通してー
工学部
建築学科
建築計画第2研究室
林田大作 准教授
本研究では、従来の建築計画・建築設計・環境デザインでは見過ごされがちであった地方の「小さなまち」の維持・管理・運営のモデルを構築し、空き家対策としてのリノベーション提案を行い、「まちの居場所」を創出する。また、「小さなまち」の地域固有性を発掘・発信するとともに、地域住文化を継承するためのビジョンを提案する。さらに、本研究で得られた成果は「小さなまち」のまちづくりに還元し、コミュニティデザインの場を創出する。
論文
「人びとがつくる『場所』という現象をとらえる」(2018)林田大作『日本建築協会 建築と社会』Vol.99p.29-32.
「Practical Study about Placemaking by Revitalization and Utilization of Vacant Houses Reflecting Local Architectural Culture」(2019)HayashidaDaisaku『EDRA(Environmental Design Research Association)50th Proceedings』
「桜井駅南側エリアにおけるエリアマネジメントに関する研究 その2—桜井駅周辺・本町通り地区における景観ガイドラインの策定—」(2020)林田大作『日本建築学会大会(関東)学術講演梗概集』p.1343-1344.