産業用ロボットの新しい価値基準の定義
今後,これまでの量産システムだけではなく,究極には一品物の生産に至るまでロボットを活用することが期待されている. 本研究では,生産機種切り替えの迅速化,設備の完全再利用といった新しい価値基準を定義し,その達成度を競う競技会で分野啓発を試みる.
公共施設や店舗等で使うデジタルサイネージ(電子看板)の音響提示技術である。従来の電子看板ではパネル周辺にスピーカーを埋め込んでいたため、音が放射状に広がり、周囲に音漏れして迷惑をかけることがあり、また、音響の臨場感が不足していた。本技術では超指向性パラメトリックスピーカーを天井等に設置しパネル面に反射させて利用者の耳に届けることで、周囲への音漏れがなく、パネルそのものから音が出ていると感じさせるデジタルサイネージシステムを実現した。
論文
「An audio projection method by a parametric speaker for sizzling food presentations on tabletop displays」(2019)『International Conference on Image Electronics and Visual Computing 2019 (IEVC2019)』p.1-2.
「超指向性スピーカーの反射を利用したテーブルトップディスプレイでの音響再生」(2015)『AESジャパンコンファレンス・名古屋2015』
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