ディスプレイから音が聞こえるデジタルサイネージシステム
公共施設や店舗等で使うデジタルサイネージ(電子看板)の音響提示技術である。従来の電子看板ではパネル周辺にスピーカーを埋め込んでいたため、音が放射状に広がり、周囲に音漏れして迷惑をかけることがあり、また、音響の臨場感が不足していた。本技術では超指向性パラメトリックスピーカーを天井等に設置しパネル面に反射させて利用者の耳に届けることで、周囲への音漏れがなく、パネルそのものから音が出ていると感じさせるデジタルサイネージシステムを実現した。
屋内に設置されている照明光は、多くの場合個体差があります。「部屋A」と「部屋B」の照明機器はたとえ同一モデルであっても微妙な個体差があるのです!もちろん人間が目で見てわかる違いではありません。本技術はそれをAIで識別し、屋内の位置推定に用います。
論文
「屋内定位のための深層学習を用いた既設照明光の個体識別手法CEPHEID」(2019)『計測自動制御学会システム・インテグレーション部門講演会2019』p.1225-1230 .
「CEPHEID: the infrastructure-less indoor localization using lighting fixture's acoustic frequency fingerprints」(2019)『Proc. of the IEEE 45th Annual Conference of the Industrial Electronics Society (IECON 2019)』p.6712-6717.
特許
特願2019-123518
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