消防防災活動におけるドローンの利活用に向けて 捜索活動支援のための可視・不可視情報の収集と提示に関する開発と運用
情報科学部
ネットワークデザイン学科
サイバーヒューマンシステム研究室
樫原茂 准教授
共同研究者
高知市消防局山本篤史 等
兵庫県立大学大学院減災復興政策研究科浦川豪
高知工科大学情報学群福本昌弘
神戸大学大学院科学技術イノベーション研究科太田能
ドローンが登場して10年が経ちますが,消防防災活動におけるドローンの利活用状況は期待にはまだ追いついていません.本研究活動では,消防防災活動でのドローンの利活用の定着に貢献すべく,開発に加え,運用も含めた研究活動を,実務者である消防隊員や分野を超えた研究者等と連携し進めています.現在,ドローンの利活用方法の一つとして捜索活動を対象に,可視情報(映像情報)と不可視情報(電波情報)を収集・提示するためのシステム開発と,ドローンの利活用に必要な訓練や運用方法に関して取り組んでいます.
論文
「Wi-SF: Aerial Wi-Fi Sensing Function for Enhancing Search and Rescue Operation」(2019)KashiharaShigeru『2019 IEEE Global Humanitarian Technology Conference (GHTC)』p.423-426.
「Towards Practical Utilization of Unmanned Aerial Vehicle in Disaster Mitigation - UAV Operation Drill -」(2019)KashiharaShigeru『2019 IEEE Global Humanitarian Technology Conference (GHTC)』p.414-415.
「Supportive Information to Find Victims from Aerial Video in Search and Rescue Operation」(2019)KashiharaShigeru『The 2019 IEEE International Conference on Internet of Things and Intelligence System (IoTaIS)』p.56-61.