話者の意図を適切に伝達可能な多言語間対話支援手法
医療従事者と外国人患者の間の対話支援を目的とした,多言語対話支援手法について述べる.医療現場において母語が異なるために意図の伝達が円滑に行えない問題を解決するために,用例対訳と機械翻訳を併用した多言語間対話支援技術の開発を行っている.本技術では,用例対訳や回答候補などの概念を用いて正確な意図の伝達を支援している.
ドローンが登場して10年が経ちますが,消防防災活動におけるドローンの利活用状況は期待にはまだ追いついていません.本研究活動では,消防防災活動でのドローンの利活用の定着に貢献すべく,開発に加え,運用も含めた研究活動を,実務者である消防隊員や分野を超えた研究者等と連携し進めています.現在,ドローンの利活用方法の一つとして捜索活動を対象に,可視情報(映像情報)と不可視情報(電波情報)を収集・提示するためのシステム開発と,ドローンの利活用に必要な訓練や運用方法に関して取り組んでいます.
論文
「Wi-SF: Aerial Wi-Fi Sensing Function for Enhancing Search and Rescue Operation」(2019)『2019 IEEE Global Humanitarian Technology Conference (GHTC)』p.423-426.
「Towards Practical Utilization of Unmanned Aerial Vehicle in Disaster Mitigation - UAV Operation Drill -」(2019)『2019 IEEE Global Humanitarian Technology Conference (GHTC)』p.414-415.
「Supportive Information to Find Victims from Aerial Video in Search and Rescue Operation」(2019)『The 2019 IEEE International Conference on Internet of Things and Intelligence System (IoTaIS)』p.56-61.
研究シーズ・教員に対しての問合せや相談事項はこちら
技術相談申込フォーム