医療素材を作製するために必要な色々な技術開発
医療用素材の中で特に移植や生体と接触する生体材料において、動物の組織を利用するための加工技術として脱細胞化技術が近年注目されています。脱細胞化された生体組織は様々な場所で用いられています。加えて、組織の保存法やこの組織を異所性に用いることで得られる有効性などを引き出すための組織の加工技術など周辺技術の開発もまた盛んにおこなわれております。
我々の周りには声や楽器、飛行機の音など様々な音があります。同じ音でも心地よい音もあれば騒音もあります。製品音は騒音と捉えられやすい音ですが時には、製品の状態を知る有効な手がかりになります。このことを踏まえ我々は製品音に着目し、その音全てを低減対象とせず、必要な成分と下げるべき成分に分別しようとしています。下げる音には、そのメカニズムを的確に把握する技術を構築しています。そして必要な音に対しては、その音を選び出し状態認知を手助けする方法も検討する等、音が持つ可能性を踏まえた技術開発を進めています。
論文
「実稼働TPAとCAEとの連携解析によるロードノイズに対する高寄与ボディモード抽出-簡易自動車モデルへの適用-」(2019)『自動車技術会論文集』50(2)p.430-435.
「様々な運転状況での車速コントロールに及ぼすエンジン音の効果」(2019)『自動車技術会論文集』50(6)p.1624-1630.
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