映像中から物体をリアルタイムで除去する隠消現実感
隠消現実感(Diminished Reality)とは、映像中の不要物体の上に背景画像を重畳することで、不要物体をリアルタイムで視覚的に取り除く技術であり、映像中に仮想的な物体を重畳する拡張現実感(Augmented Reality) とは反対の概念を持ちます。本シーズでは、画像修復技術を用いて不要物体の周辺情報から尤もらしい背景画像を生成し、かつ背景の形状を推定することで、移動するカメラの映像から物体をリアルタイムで取り除きます。
実装先プラットフォームの形状を損なわずにアレイ素子を配置することをコンフォーマルアレイと呼んでいますが、素子数が大きくなると、電磁界シミュレータでは計算時間の面で実用的でありません。そこで、コンフォーマル形状が多項式で表される場合を数学的に解析し、様々なパラメータを一元的に扱うGUIを開発しています。
論文
「Simple Calculation Method for Conformal Beam-Scanning Array Pattern」(2019)『13th European Conference on Antennas and Propagation (EuCAP 2019)』pp.2197-2201p.5.
「A Simple Expression for Curved Rectangular Patch Antenna Pattern」(2018)『International Symposium on Antennas and Propagation (ISAP2018)』A8 1007p.4.
「曲面矩形パッチおよび曲面アレーによる放射界の計算」(2016)『電子情報通信学会技術研究報告(電磁 界理論研究会)』EMT2016-34p.6.
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