安全安心で快適な社会を支えるIoT基盤技術に関する研究
コロナ禍をきっかけに、世界中の人々の生活スタイルが変化しつつあります。その中で重要な役割を果たすのが通信システムです。我々はネットワークそのものが、ユーザの利用形態、無線環境など様々な状態を理解し、状況に応じて最適なネットワーク利用形態をユーザに提供する究極に便利なネットワークインフラストラクチャの創造を目指しています。
一つ目は電波の透過性に関する研究です。医療機関におけるX線CTとかMRIで想像できるように、電磁波は誘電体内を通過します。この性質から、建物内の様子を画像化する近距離レーダが考えられます。セキュリティ用の壁透過レーダ、水道管、ガス管、地雷などの地中埋設物探知レーダ、空港での危険物検知用レーダなどに応用できます。このレーダは一つ使い勝手の悪いところがあり、画像を作るために、送受信アンテナを規則的に走査する必要があります。そこで、オペレータがアンテナを自由に移動させても画像が得られる処理法を考案し確認中です(図1)。
論文
「Wall-through Radar Modeling by Applying Arrayfactor and GTD Near-field」(2013)『2013 International Symposium on Electromagnetic Theory (URSI Commission B EMTS 2013)』23PM1P-30p.4.
「Radar Imaging by Using GTD Near-field Model and Antenna Array-factor」(2012)『International Symposium on Antennas and Propagation (ISAP2012)』P-32p.4.
「Entropy-Based Low-Rank Approximation for Contrast Dielectric Target Detection with Through Wall Imaging System」(20192012)『Electronics 2019, MDPI』8; doi:10.3390/electronics8060634p.27.
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