機能材料のマルチスケール最適設計
微視構造の最適設計により材料特性を最大限に発揮させる!
工学部
機械工学科
機能材料工学研究室
上辻靖智
教授
材料に優れた特性を発現させる鍵は,微視構造にある.次世代新規デバイス開発の核となるマルチフェロイック材料の電気磁気効果を飛躍的に向上することを目的とし,顕微鏡で観察される微視(ミクロ)スケールと機械構造物を捉えた巨視(マクロ)スケールを連成したマルチスケール構造最適設計を駆使して,数値解析主導の材料設計開発を提供する.
論文
「マルチフェロイック複合材料の微視構造と材料組合せに関するマルチスケール数値解析研究」(2019)福井翔大『材料』68p.697-703.
「Computational study on microstructural optimization of magnetoelectric composite materials」(2020)UetsujiYasutomo『Computational Materials Science』172p.109365.
「Interfacial adhesive strength of a silane coupling agent with metals: A first principles study」(2020)UetsujiYasutomo『Materials Today Communications』25p.101397.
特許
特願2020-151390「マルチフェロイック材料の微視構造の最適化方法、およびマルチフェロイック材料構造体」