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ホーム一過性および定期的な運動あるいは食品摂取の臨床試験的側面からの効果検証
SDGsの分類
研究テーマ
ライフサイエンス
学科の分類
工学部生命工学科総合人間学系教室

一過性および定期的な運動あるいは食品摂取の臨床試験的側面からの効果検証 ーヒトを対象とした新規積極的健康獲得方法開発の研究ー

工学部

総合人間学系教室

健康体育研究室

西脇雅人 講師

健康生活習慣動脈硬化血圧臨床試験身体活動運動食品摂取

一過性(急性の応答)および定期的(慢性の適応)な運動・身体活動の実施、あるいは食品摂取の実施をヒトを対象として実施し、UMIN-CTRなどに臨床試験登録を行った上で効果検証を行える。特に、血圧脈波検査装置を用いた動脈壁硬化度(いわゆる血管年齢)の評価、超音波エコーを用いた血管内皮機能の評価や各部位の血流量・血管径の評価、体格、筋力、柔軟性、歩行能力、有酸素性運動能力(最大酸素摂取量)、最大無酸素性パワーなどの評価、低酸素環境下への応答性と運動実施能力の評価、血中物質濃度(医療従事者との連携)の評価、客観的な身体活動や外出状況の評価が実施できる。

研究の背景、内容、用途、新規性、優位性、実用化

一過性(急性の応答)および定期的(慢性の適応)な運動・身体活動の実施、あるいは食品摂取の実施をヒトを対象として実施し、UMIN-CTRなどに臨床試験登録を行った上で効果検証を行える。

 

これまでに、特に、以下のような研究を行った。

  1. 生活習慣と健康に関する地域在住高齢者の大規模追跡調査
  2. 医療系ビックデータの収集と解析
  3. 定期的な緑茶の摂取効果
  4. 定期的な高カカオチョコレートの摂取効果
  5. ビールの摂取が動脈壁硬化度に与える影響、最少摂取効果量の検討
  6. 介入期間中の身体活動量増大の影響が動脈壁硬化度に与える影響
  7. 定期的なストレッチ運動が動脈壁硬化度に与える影響
  8. 体の柔らかさと動脈壁硬化度の関連性の検証
  9. 活動量計とtwitterの介入が活動量と身体組成に与える影響
  10. ゲーム機能付き活動量計が身体活動量と身体組成に与える影響
  11. 水泳運動の効果検証
  12. 低酸素環境下での運動効果の検証

 

特に、本研究室では、血圧脈波検査装置を用いた動脈壁硬化度(いわゆる血管年齢)の評価、超音波エコーを用いた血管内皮機能の評価や各部位の血流量・血管径の評価、トノメトリセンサを用いた中心血圧値の評価、動脈コンプライアンスの評価、体格、筋力、柔軟性、歩行能力、有酸素性運動能力(最大酸素摂取量)、最大無酸素性パワーなどの評価、低酸素環境下への応答性と運動実施能力の評価、血中物質濃度(医療従事者との連携)の評価、客観的な身体活動や外出状況の評価が実施できる。

動脈スティフネス(動脈壁の硬さ)の測定風景
超音波エコーを用いた安静時の下肢動脈の血流と血管径の計測画像
L超音波エコーを用いた下肢動脈の運動時などの血流や血管径の計測顔図

論文

「継続的な緑茶の摂取が若年者の体脂肪と動脈スティフネスに及ぼす影響 −無作為割り付け介入試験−」(2020)小林咲波『体力科学』69(3)p.249-259.

「Effects of regular high-cocoa chocolate intake on arterial stiffness and metabolic characteristics during exercise」(2019)NishiwakiMasato『Nutrition』60p.53-58.

「Characteristics of blood pressure, arterial stiffness, and physical fitness in Japanese old-old community dwellers: A cross-sectional observational study」(2019)NishiwakiMasato『J Phys Fitness Sports Med』8(5)p.187-193.

研究者INFO: 工学部 総合人間学系教室 健康体育研究室 西脇雅人 講師

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地震から私の家を守ろう!

昔から甚大な地震被害に見舞われた日本では,地震から人命や財産を守るための努力を怠らず続けてきており,現在の耐震技術は世界の最先端となっている。これらを踏まえ,地震により被災した建物を対象として,実験および解析に基づきその損傷量や残存耐震性能を評価する。また,特定国の文化や環境を考慮した新型建築構造システムの開発およびその構造性能評価に取り組んでいる。

福原 和則

イノベーションを誘発するワークプレイスの設計

製品開発を行うワーカーのための新しい環境を構想するにあたっては、単なる「箱モノ」の設計を超えたプロセスを共有することが重要である。場としての環境を設計する行為を会社やチームそのものを設計する行為であるととらえ、時には「デザイン思考」の方法論を取り入れて検討をおこなうと有効である。内容の検討に加えてプロセスも合わせてマネージメントすることが求められる。

大森 英樹

家と車の電力を無線で相互融通するワイヤレスV2Hシステム

近年、変動形再生可能エネルギーによる系統の不安定化が問題となっている。電力の平準化を実現する分散システムとしてスマートハウスが注目されているが、蓄電池が高価であることが普及の妨げとなっている。この問題を解決する方法として電気自動車のバッテリーを家庭内配電に双方向に接続して利用するV2H(Vehicle to Home)システムが期待されている。しかし、従来の充電ケーブルを用いる接続方式では手間がかかるために、接続の頻度が低下してしまう。そこで著者らはスマートハウスの利用率と利便性の向上を図るため、電気自動車を家庭のカーポートに駐車するだけで、自動的に双方向の電力融通を行うことができるワイヤレスV2Hシステムの開発を行っている。 本研究では、国際規格SAEJ2954に準拠した許容周波数帯での動作で、家一軒分丸ごとの電力をカバーするハイパワー6kWの電力伝送を双方向で行うシステムの実現を目指している。効率と伝送電力を確保するため高周波の磁界を用いるが、高周波電力を発生する双方向コンバータとして、従来は4つのパワー半導体を用いたフルブリッジコンバータを用いた研究がなされてきた。本研究では、図1のようにわずか1つのパワー半導体で高効率に高周波電力を発生するシングルエンデッドコンバータを用い、従来のブリッジコンバータに比して圧倒的な小形軽量かつ低コストを実現するワイヤレスV2Hシステムを実現し、幅広い普及を目指す。 先に開発したシングルエンデッド式ワイヤレスV2Hシステムでは、(1)コンバータの構成部品である共振回路定数のわずかなばらつきによって伝送電力が大幅に変化してしまうというロバスト性の課題がある。(2)また、過去の技術ではスイッチの導通時間TONを変えて電力を制御するため、動作周波数が国際規格の85kHz帯から離脱するという課題がある。そこで、この問題を解決する新しい方式として周波数を可変しない位相シフト制御式電力制御を提案している。本提案方式を用いたワイヤレスV2Hシステムが高ロバスト性及び位相シフト方式を実現できることを確認できたので報告する。

福原 和則

丘のある住まい

多くの世帯の生活の舞台となる「集合住宅」は自ずと大規模な開発になることが多く、まとまった豊かな環境を形成することが可能である。住まいとなる住棟の設計と合わせて、その広がりを生かした豊かなランドスケープデザインを展開することで、戸建て住宅地では成しえない環境を形成できる。

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