骨格筋オルガノイドを活用した簡便な筋萎縮モデル
我々の研究グループでは、長期的な培養が可能で成熟度が高く、機能評価が可能なマウス骨格筋細胞のオルガノイド作成に成功しており、この骨格筋オルガノイドの培養中に生じる受動的張力を解放することで簡便に生体と類似した筋委縮誘導できる生体外モデルを開発している。この生体外デバイスを利用し、生体の筋萎縮を模倣することが可能であれば、筋萎縮を改善する創薬および高機能食品の開発が飛躍的に進展すると期待できる。
目が見えない・見えにくい子どもの生活動作(はさみで紙を切る、紐を丸結びするなど)の難易度の調査から、習得支援ツールや、食事や着替えを「自分で」「楽しく」進めていくためのプロダクトなどをデザインしています。また2019年度から、子どもだけでなく、視覚障害を持つ成人のための服薬支援についても研究を進めています。
論文
「“ちゃんと”をつくる、“もっと”をつくる -見えない・見えにくい子どものためのデザイン- 」(2018)『ヒューマンインタフェース学会誌』21(1)p.11-17.
「“共に歩む誰か”の存在を含むデザイン」(2019)『デザイン学研究特集号』26(1)p.78-87.
「視覚障がい者の服薬状況に関する調査」(2020)『日本デザイン学会研究発表大会概要集』67p.348-349.
研究シーズ・教員に対しての問合せや相談事項はこちら
技術相談申込フォーム