メカトロニクス技術、パワーエレクトロニクス技術を用いた電気機器の効率的な利用法
電気機器の利用は他分野に渡っており、その効率的な利用法が求められています。それぞれの電気機器は直流あるいは交流が用いられていますが、近年のパワーエレクトロニクス技術の発展により電力変換機器を用いて直流と交流の電圧や電流、周波数や位相を自由に変換することが出来るようになりました。本研究室では 様々な電気機器を用いて電気を作るから使うまで、効率的な利用法を研究しています。
液面にコロナ放電を照射すると生成した活性酸素種がイオン風によって液中まで輸送されます。現在、我々はこの現象を利用して液中に含まれる有害有機物の分解を行っており、その結果、従来の技術では困難な難分解性物質が分解できることを明らかにしています。また、従来法では利用できてない新たな活性酸素種が本方式では利用できている可能性が実験結果から示唆されました。このユニークな手法を用いて難分解性有機物の分解やカーボンブラックの分散処理などの応用研究を行います。
論文
「直流コロナ放電を用いた酢酸の分解における負イオンの影響」(2021)『電気学会論文誌A』141(4)p.213-219 .
「水上直流コロナ放電を用いた促進酸化処理」(2018)『電気学会論文誌A』138(2)p.57-63.
「pH Dependence on Decomposition of Persistent Organic Compounds in Water Using a DC Corona Discharge」(2017)『International Journal of Plasma Environmental Science & Technology』11(1)p.13-17.
研究シーズ・教員に対しての問合せや相談事項はこちら
技術相談申込フォーム© INNOVATION DAYS 2021 智と技術の見本市.