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ホーム「中世主義」ユートピア研究の展望
SDGsの分類
研究テーマ
人文学
学科の分類
工学部総合人間学系教室

「中世主義」ユートピア研究の展望

工学部

総合人間学系教室

ユートピア文学研究室

清川祥恵 講師

中世主義ユートピア近代批判

近年、英語圏では「中世主義」(medievalism)という思潮への注目が高まっており、専門書も相次いで刊行されている。本邦においては未だ耳慣れない語ではあるが、文学、とりわけフィクションにおける「中世」への愛着はあらゆる地域で目にすることができ、一定の普遍性を持つ。多様な事例に焦点が当てられている現状を踏まえ、「近代社会批判」の思想としての中世主義の歴史、および今後の展望について述べた。

「中世」とは何か

 「中世」は、ひとつの時代区分を表す用語であり、一般的な国語辞典では「古代」と「近代」のあいだを指すものと定義されている。英語で言うthe Middle Agesも同じく、古代と近代の「真ん中」(middle)の時代であることを示すものである。 しかしながら、「中世」に該当する期間については辞書によって500年ほど差があり、文脈に大きく依存する語であることがわかる。
 特に日本においては、町並みのイメージといった漠然とした感覚で、「なんとなくヨーロッパ風」という雰囲気を「中世風」と呼んでいることも少なくない。「中世のお城」や「中世風ファンタジー」という表現は、テーマパークや映画などの紹介でもしばしば使用されることがあるが、これらの表現から日本の鎌倉時代を元にしたファンタジー世界を想像する人はおそらく非常に稀であろう。「中世」のイメージとして「王政」や「魔法使い」「城」などが多用されるため、実際には単にこれらが描かれているだけのフィクションなども「中世風」と呼ばれていることさえある。特に、グリム兄弟が収集した伝承を原作とするディズニーの作品などによって、こうしたイメージは再生産・強化されているが、グリム兄弟自身もまた19世紀の人物であり、一般的に流布している「中世」のイメージは、近代以前のさまざまな要素を混淆させ、近代の視点を通して編集されたものにほかならない。

Caerphilly城
Caerphilly城。ウェールズ最大の城で、1268年に建造された。アーサー王関連の映像作品に登場したことがあり、構内にはドラゴンの像が置かれている。厳密な意味での「中世の城」である。
St. Pancras駅
ロンドンのSt. Pancras駅の駅舎。1868年に「中世風」のネオ・ゴシック様式で建造された。現在もステーションホテルとして使用されている。

近代批判としての「中世」描写

 こうした、史実に基づかない「中世」を積極的に描写しようという動きは、どのように現れてきたのだろうか。
「中世」を定義するには、「近代」が(そして厳密には「古代」も同時に)前提される必要がある。「近代」は、ヨーロッパにとっては既存社会の解体の始まりである「宗教改革」によって始まると考えられることが多い。「近代」の改革を支持する人々は、それまでの「蒙昧な」時代を批判し、理性の光で新たな時代を照らすものとして、新時代を肯定的に評価した。結果、それ以前の過去、すなわち中世は、「暗黒」の時代として貶められた。
 しかしながら、時代の大変動というのは一面的に解釈できるものではなく、宗教改革によって教会組織が弱体化したことにより、既存のコミュニティが崩壊し、社会的連帯が失われたのだという主張が後世に盛り上がる。近代、つまり人々自身が生きる時代に批判的な者は、こうした「改革」以前の中世を理想化し、その復活を様々な形で人々に喧伝することで、効果的に当時の「害悪」を示し、社会のあるべき姿を取り戻そうとしたのである。

A・W・N・ピュージン『対比』

 このような近代批判のひとつに、1836年に出版された、カトリックの建築家オーガスタス・ウェルビー・ノースモア・ピュージン(Augustus Welby Northmore Pugin, 1812-52)による『対比——中世の高貴な建物と今日の対応する建造物の比較、現在の趣味の堕落を示す』(Contrasts: Or, a Parallel Between the Noble Edifices of the Middle Ages, and Corresponding Buildings of the Present Day; Shewing the Present Decay of Taste)がある。この書物は、複数の図版を用いて、中世の「美しい」町並みと、近代の腐敗した町並みを対比し、近代化によって失われてしまった美徳や高潔さを瞭然と表現している。
 例えばこのページでは、1440年の「カトリックの町」(Catholic town)を描いた下図と、1840年の同じ町を描いた上図が一組となっている。中世にはゴシック様式の壮麗な尖塔が立ち並んでいた場所に、いまは工場の煙突が林立し、煤煙が空にただよっている。1840年の図で画面手前に新たに出現している建造物は監獄である。キリスト教精神が喪われたことにより、治安が悪化して犯罪者が増加し、工業化によって空気が淀む——というように、一連の「堕落」は、ピュージンにとっては直接的な因果関係で結ばれていた。返して言えば、このように空想のなかの「中世」とシンプルに「対比」できるほど、「近代」の問題点が自明になったのが19世紀の英国であった。

Contrastsより町の対比
Contrastsより町の対比。上段が19世紀、下段が中世の、同じ町を示している。

新たな「中世」ユートピア

 ピュージンのように「中世」を理想として肯定的に主張する人物が現れ、こうした思潮が特に盛り上がった時代が19世紀ヴィクトリア時代であったが、この時代に生まれた「アーサー王伝説」をモティーフにした文学作品・絵画作品などに見られる、理想的な「中世」のイメージは、今日、遠く東の地である日本においても大きな影響力を持ち続けている。このような理想化をおこなう思想を「中世主義」(medievalism)と呼んでいるが、近年ではさらに、現代における動きをNeomedievalismとして区別し、新たに研究の対象とする向きがあり、直接これをタイトルに冠する研究書も2019年に出版されている(KellyAnn Fitzpatrick, Neomedievalism, Popular Culture and the Academy: From Tolkien to Game of Thrones, D. S. Brewer, 2019)。同書で言及のあるJ・R・R・トールキンの『指輪物語』(The Lord of the Rings)の「戦争」批判は我々にもなじみ深いだろうが、「中世」を通じた政治批判・ジェンダー問題の表象という視角は本邦ではまだ注目を得がたいかもしれない。
 前世紀末からの文化相対主義・文化多元主義の加速により、「ヨーロッパ中世」そのものの内実の批判的再考も進んでいる。「近代化」をほとんど「欧米化」と同義に用いている日本においては、ゲーム作品の「中世風」世界などは制作者側にとっては単に「異世界」を表象するための記号である場合もあるだろう。そのため、「娯楽」における表面的な描写にすぎないという見方も抜きがたい。しかし「中世」に限らずユートピア作品、サイエンスフィクションといった、「異世界ファンタジー」の源流たる文学ジャンルにおいては、「異世界」を表象すること自体に、無自覚的であれ批判的視点が内在している。「近代」以前の世界を今日において他者と共有することが持つ意義は、多様なメディアで「フィクション」がより広範囲に流布する現在、ますます大きくなっていくと言えるだろう。

参考文献

  • D’Arcens ed. The Cambridge Companion to Medievalism. Cambridge: Cambridge UP,2016.
  • Fitzpatrick, KellyAnn. Neomedievalism, Popular Culture, and the Academy: From Tolkien to Game of Thrones. London: D.S. Brewer, 2019.
  • Pugin, Augustus Welby Northmore. Contrasts: Or, a Parallel Between the Noble Edifices of the Middle Ages, and Corresponding Buildings of the Present Day; Shewing the Present Decay of Taste. Facsimile of 1841 ed. London: Spire Books, 2003.

研究者INFO: 工学部 総合人間学系教室 ユートピア文学研究室 清川祥恵 講師

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