骨格筋オルガノイドを活用した簡便な筋萎縮モデル
我々の研究グループでは、長期的な培養が可能で成熟度が高く、機能評価が可能なマウス骨格筋細胞のオルガノイド作成に成功しており、この骨格筋オルガノイドの培養中に生じる受動的張力を解放することで簡便に生体と類似した筋委縮誘導できる生体外モデルを開発している。この生体外デバイスを利用し、生体の筋萎縮を模倣することが可能であれば、筋萎縮を改善する創薬および高機能食品の開発が飛躍的に進展すると期待できる。
建築構造設計において利用される構造解析方法に基づくデザインをプロダクトデザインに応用することについて研究を行っている。 本研究は,プロダクトデザイン研究室(赤井准教授),兵庫盲導犬協会と共同で盲導犬とユーザーの安全で快適な歩行を実現するために,歩行時の盲導犬とユーザーの負荷の定量化を行い,その負荷を軽減するハーネス,盲導犬からの情報をより的確にユーザーに伝達するハーネスの開発を目的にしている。
論文
「y字型カーブハンドルを用いた歩行実験」(2020)『日本デザイン学会第67回春季研究発表大会梗概集』p.338-339.
「設計領域を単曲面としたハンドルの形態探査」(2019)『日本デザイン学会第66回春季研究発表大会梗概集』p.58-59.
「BESO法による盲導犬用ハンドルの形態最適化」(2018)『日本デザイン学会第65回春季研究発表大会梗概集』p.76-77.
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