話者の意図を適切に伝達可能な多言語間対話支援手法
医療従事者と外国人患者の間の対話支援を目的とした,多言語対話支援手法について述べる.医療現場において母語が異なるために意図の伝達が円滑に行えない問題を解決するために,用例対訳と機械翻訳を併用した多言語間対話支援技術の開発を行っている.本技術では,用例対訳や回答候補などの概念を用いて正確な意図の伝達を支援している.
建築構造設計において利用される構造解析方法に基づくデザインをプロダクトデザインに応用することについて研究を行っている。 本研究は,プロダクトデザイン研究室(赤井准教授),兵庫盲導犬協会と共同で盲導犬とユーザーの安全で快適な歩行を実現するために,歩行時の盲導犬とユーザーの負荷の定量化を行い,その負荷を軽減するハーネス,盲導犬からの情報をより的確にユーザーに伝達するハーネスの開発を目的にしている。
論文
「y字型カーブハンドルを用いた歩行実験」(2020)『日本デザイン学会第67回春季研究発表大会梗概集』p.338-339.
「設計領域を単曲面としたハンドルの形態探査」(2019)『日本デザイン学会第66回春季研究発表大会梗概集』p.58-59.
「BESO法による盲導犬用ハンドルの形態最適化」(2018)『日本デザイン学会第65回春季研究発表大会梗概集』p.76-77.
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