社会インフラを支える情報システム
無人運転等の自動化技術の変革期にあって、交通、電力、金融、農業、メディア、治安などの社会インフラは大きな転換を迎えつつあります。身近な問題を取り上げて、今後の社会インフラを支える情報システムを計画,開発,運用する技術について研究しています。動画は、ミニチュアの街を列車視点で眺める実験の映像例です。
わが国には歴史的な都市や、戦後の大都市への人口集中で形成された地区など、木造密集市街地が数多く存在し、そのような市街地は災害に対して脆弱です。ここでは、京都市の歴史地区を対象として、火災を想定した防災シミュレーションを行っています。そのシミュレーションは、火災時の延焼性状を防火対策別に示すもの、CFD(Computational Fluid Dynamics)を用いて火災時の煙流動を解析したもの、マルチエージェント(Multi-Agent)を用いて避難行動を予測したものです。
論文
「防災街区整備と歴史的風致維持を兼ね備えた新たな地区計画制度に関する研究 第1 報 研究対象地区の選定」(2019)『日本建築学会大会学術講演梗概集』p.405-406.
「防災街区整備と歴史的風致維持を兼ね備えた新たな地区計画制度に関する研究 第2 報 延焼シミュレーションを用いた防火対策効果の検討」(2019)『日本建築学会大会学術講演梗概集』p.407-408.
「防災街区整備と歴史的風致維持を兼ね備えた新たな地区計画制度に関する研究 第3 報 モデル市街地を対象とした火災時煙流動性状に関する基礎的検討」(2019)『日本建築学会大会学術講演梗概集』p.409-410.
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