未来の生活を変える新機能デバイスの開発
今まで半導体として利用されてきたシリコンに比べて異なる性質のもつ半導体や、透明でしなやかな材料を研究することで、新しい機能を持った素子の実現を目指します。たとえば、酸化物半導体に関する研究では透明なディスプレイ・情報端末を実現するための技術や、自在に曲げられるデバイス・センサに関する研究を進めています。これらの技術は未来の生活の利便性を大幅に高めます。
実装先プラットフォームの形状を損なわずにアレイ素子を配置することをコンフォーマルアレイと呼んでいますが、素子数が大きくなると、電磁界シミュレータでは計算時間の面で実用的でありません。そこで、コンフォーマル形状が多項式で表される場合を数学的に解析し、様々なパラメータを一元的に扱うGUIを開発しています。
論文
「Simple Calculation Method for Conformal Beam-Scanning Array Pattern」(2019)『13th European Conference on Antennas and Propagation (EuCAP 2019)』pp.2197-2201p.5.
「A Simple Expression for Curved Rectangular Patch Antenna Pattern」(2018)『International Symposium on Antennas and Propagation (ISAP2018)』A8 1007p.4.
「曲面矩形パッチおよび曲面アレーによる放射界の計算」(2016)『電子情報通信学会技術研究報告(電磁 界理論研究会)』EMT2016-34p.6.
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