標準正規分布の幾何学的対称性
連続な確率変数の確率密度関数の積分形は、0から1までで評価できる累積分布関数です。では、累積分布関数を積分するとき、積分形の関数の一階の導関数は、累積確率として0から1までの傾きになります。つまり、直角三角形を用いた三平方の定理による評価が可能になります。そこで、標準正規分布の幾何学的対称性を応用しながら三平方の定理を用いてみると、新たな確率評価基準が思考できます。
本研究では様々なドメインや開発スタイルに属するソフトウェア開発に対して有効なソフトウェア信頼性モデルを構築し活用方法を広く普及することでソフトウェア開発をより効果的で制御可能とすること目的とします。そのためには多くの企業の開発データの収集方法および普及方法としてウェブアプリケーションの開発が必要です。また企業の開発データのみならずオープンソースソフトウェアにおける開発データも対象とします。本研究を行うことで現在困難とされている開発スケジュールの定量的な決定に役立つと考えられます。
論文
「Detection of Unexpected Situations by Applying Software Reliability Growth Models to Test Phases」(2015)『2015 IEEE International Symposium on Software Reliability Engineering Workshops (ISSREW)』p.2-5.
「Case Study: Project Management Using Cross Project Software Reliability Growth Model Considering System Scale」(2016)『2016 IEEE International Symposium on Software Reliability Engineering Workshops (ISSREW)』p.41-44.
「オープンソースソフトウェアにおけるCode Smellと対応するリファクタリングの特徴に関する調査」(2021)『ソフトウェアエンジニアリングシンポジウム2021』
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