話者の意図を適切に伝達可能な多言語間対話支援手法
医療従事者と外国人患者の間の対話支援を目的とした,多言語対話支援手法について述べる.医療現場において母語が異なるために意図の伝達が円滑に行えない問題を解決するために,用例対訳と機械翻訳を併用した多言語間対話支援技術の開発を行っている.本技術では,用例対訳や回答候補などの概念を用いて正確な意図の伝達を支援している.
人間の神経系や筋骨格系の構造は長い進化の過程で日常生活を行うのに適した形に最適化されてきたものと考えられています。本研究では進化の過程で生物が獲得してきた運動制御メカニズムをロボットに取り入れることにより,動力を使用せずに人やモノの自重を支持できる機械式自重補償装置や,脳の運動制御メカニズムを取り入れた環境適応制御,小脳-大脳基底核をモデル化したニューラルネットワークによる予測的な環境認識・最適行動生成を実現する研究を行っています。
論文
「腱機構を用いた機械式下肢パワーアシスト装置」(2010)『バイオメカニズム』20p.111-122 .
「脳の運動制御系のモデル化とそのロボット制御への応用」(2009)『システム/制御/情報』53(12)p.518-523 .
「遅延力フィードバックを用いた腱駆動型ロボットの生体模倣型起動追従制御」(2007)『システム制御情報学会論文誌』20(10)p.387-395.
特許
特願2011-002376
特願2009-37380
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