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IT・IoT・AI・ロボティクス
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情報センター

情報処理技術に関する教育環境の研究 仮想化技術を用いた演習環境の構築

情報センター

山内建二 講師

 現代社会では、プログラミングはさまざまな分野で必要不可欠なスキルとなっており、教育機関ではプログラミング教育についての重要性が増しています。  また、プログラミングは、情報科学の分野だけでなく、ビジネスや医療、芸術など幅広い分野で活用されています。そのため、プログラミングを効果的に学ぶための環境の整備が必要とされています。

仮想化技術を用いた演習環境の構築

仮想化環境を使った、授業でのプログラミング環境の構築について研究を行っています。内容としては、仮想化技術をどのように活用して効率的で安全な学習環境を提供できるかに焦点をあてています。

仮想化ソフトウエアや仮想化プラットフォームを利用し、教育機関での利用を想定して授業の内容に合わせた環境構築を行っています。

仮想マシンを構築し、その授業用の仮想マシンを配布すると、受講者は自分の所有するPCに開発環境のためのアプリケーションのインストールや設定を行う必要もなく、また、それらを導入する手間や設定ミスによるトラブルなどが軽減され、授業内容以外のことで時間を取られないようにすることができます。

また、C言語、C++、Java、Pythonなど異なる言語ごとに専用の開発環境を構築することができ、また、言語ごとの開発ツールや特性を生かした演習環境を行えるようなものを考えています。

 

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