セカンダリーの貴金属比が奏でる数理情報デザイン2
セカンダリーの貴金属比を類似比と読み替えてお楽しみください.等角螺旋の特徴を直角三角形を用いて考察した結果、放物線、直線、点、円、カージオイドなど図として意味がある特徴が描けました。また、ケプラー三角形を2枚用いた直方体をケプラー直方体と呼ぶことにすると、これを応用して空間幾何学上に貴金属比の類似比の活躍が期待できることがわかりました。
これまでの流域の開発は、過去の災害の実績にもとづき、計画規模を設定し,鋭意実施してきました。しかし近年、地球温暖化に伴う気象・水象イベントが極端化し、水災害が激甚化していると考えられています。このことから、上述の計画規模を超過する水害が頻発しており、現状の災害対策では対応できず、私たちが暮らす“まち”を守れない時代に突入しています。 これからの我が国は、水害の発生を許容できる粘り強い“まち”が求められます。本研究では水害特性を過去から読み解き、将来を高精度に予測し、その変化に適した“まちづくり”を考究し、提案します。
論文
「流起式可動防波堤の実大規模実験による応答特性評価」(2016)『土木学会論文集B2(海岸工学)』Vol.72,No.2p.1099-1104.
「埋没破堤地形の統合物理探査による同定とその水害地形環境に関する考察」(2010)『水工学論文集』第54巻p.637-642.
「埋没水害地形の同定: 非破壊物理探査法の適用」(2009)『土木学会論文集B』Vol.65, No.2p.141-150.
研究シーズ・教員に対しての問合せや相談事項はこちら
技術相談申込フォーム© INNOVATION DAYS 2025 智と技術の見本市.