絹フィブロインを用いた酵素膜の作製と拡張ゲートFET型バイオセンサーへの応用
工学部
電子情報システム工学科
ナノマテリアル研究室
小池一歩
教授
本研究室では、「連続モニタリングが可能な拡張ゲートFET型バイオセンサーの開発」に取り組んでいます。近年、低侵襲でバイオマーカーを測定できるパッチ式バイオセンサーへの関心が高まっており、我々もこの分野における技術開発を進めています。本研究では、市販のMOSFETのゲート端子に酵素膜を形成した拡張電極を接続することで、グルコース(糖)、腎機能指標であるクレアチニンおよび尿素を検出可能な拡張ゲートFET(EGFET)型バイオセンサーの開発を行っています。本研究の特徴的な技術シーズは、絹フィブロインを用いた酵素膜の作製技術と、EGFET型バイオセンサーの高感度かつ安定な動作を可能にする回路設計にあります。
論文
「差動型拡張ゲート電界効果トランジスターを用いたクレアチニンセンサーの作製と評価」(2024)小池一歩『材料誌』73(10)p.763-767.
「Characteristics of an Extended Gate Field-Eect Transistor for Glucose Sensing Using an Enzyme-Containing Silk Fibroin Membrane as the Bio-Chemical Component」(2020)KoikeKazuto『Biosensors』10p.57(13pp).
「Extended-gate field-effect transistor-based biosensors for the detection of urea as an indicator of renal function」(2025)KoikeKazuto『Japanese Journal of Applied Physics』64p.086501(5pp).