新規細胞老化抑制剤|アンヒドロフルクトース
日本は世界で最も早く超高齢社会に突入し、2024年には50歳以上の人口が50%を超える見込みである。そのため、健康寿命の延伸が急務である。近年、血管の老化が健康寿命に大きく影響することが明らかになり、血管内皮細胞の機能維持が重要である。私たちは、食品成分であるアンヒドロフルクトースが血管内皮細胞の老化を抑制することを見出し権利化に成功した。これにより健康寿命の延伸が可能だと確信している。
国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)のプロジェクト「カーボンリサイクル実現を加速するバイオ由来製品生産技術の開発」において、植物由来原料からバイオ由来製品を生産する技術の開発・最適化を迅速化するための技術開発を行っています。標準化・試作支援・技術者育成の3つを柱にして取り組んでいます。
論文
「培養技術者を過重労働から解放する!!~培養検討を便利に高スループットにするための装置/ソフト/自動化」(2023)『バイオサイエンスとインダストリー(B&I)』81(3)p.362-363.
「バイオものづくりの社会実装を加速する試作支援および培養人材育成の拠点“バイオものづくりラボ”」(2023)『Foods & Food ingredients journal of Japan (FFIジャーナル)』228(2)p.124-129.
「微生物物質生産系開発の最適化期間を短縮するための方法論・自動化」(2022)『化学工学会誌』86(4)p.165-168.
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