トモグラフィー画像の3次元可視化プログラムの作成
X線CTやMRIなどで撮影したトモグラフィー像(断層画像)の中から,注目領域だけを検出したり,立体構造を想像することは容易ではありません.画像処理技術や手法の応用により,注目領域のセグメンテーションとラベリング,立体構造の再構成を行い,三次元可視化するためのソフトウェアの開発に取り組んでいます.
本研究課題では,食用カニであるワタリガニの養殖を対象とし,その収穫率向上のためにICT(情報通信技術),Internet of Things(IoT),およびAI(人工知能)を適用した次世代ワタリガニ養殖の持続可能なDX化の体系化に向けた実証的研究に取り組んでいる.養殖業におけるICT・IoT・AIの適用は黎明期であり効果的な活用方法について模索しているのが現状である.ワタリガニの養殖環境を有し,これまで共に研究を行っているハサヌディン大学(インドネシア)及び伊良部島を研究拠点とし,効率的かつ効果的な次世代のワタリガニ養殖方法の研究開発を実施している.
論文
「IoT-based Experimental Aquarium Environment for Observing Crabs」(2022)『2022 IEEE International Conference on Internet of Things and Intelligence Systems (IoTaIS)』p.317-321.
「Crab Molting Identification using Machine Learning Classifiers」(2022)『2021 International Seminar on Machine Learning, Optimization, and Data Science (ISMODE)』p.295-300.
「Detection of Megalopa Phase Crab Larvae Using Digital Image Processing 」(2019)『2019 International Seminar on Research of Information Technology and Intelligent Systems (ISRITI)』p.269-272.
研究シーズ・教員に対しての問合せや相談事項はこちら
技術相談申込フォーム© INNOVATION DAYS 2025 智と技術の見本市.