テキストアナリティクスによるカスケード災害の分析・評価
「カスケード災害」とは、ある事象が次々と他に影響を及ぼしていく連鎖現象を有する災害のことです。本研究ではカスケード災害を分析・評価するために、自然言語処理と機械学習を用いて新聞記事から災害事象の因果知識を抽出し、災害因果ネットワークを作成します。これをもとに被害を拡大・長期化させる脆弱性ポイントを見つけ出します。(東京大学廣井悠教授との共同研究)
制御焦点理論を活用した動機づけ支援を行う情報システム(避難訓練支援,運動支援)の研究開発を行っている.制御焦点理論は心理学で研究されている人の志向性(考え方の特性)に関わる理論である.人々を志向性のグループに分け,それぞれに適した支援を行うことで各場面での動機づけを行っている.本研究では,心理学分野の知見を活用した情報システムの研究を行っている.
論文
「利用者の予防焦点傾向を考慮した避難訓練支援システムの検討」(2023)『情報処理学会,DICOMO2023シンポジウム』p.1090-1096.
「制御焦点理論を考慮した目標の進捗状況提示を行う運動支援システムの提案」(2023)『情報処理学会,DICOMO2023シンポジウム』p.1084-1089.
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