未来の生活を変える新機能デバイスの開発
今まで半導体として利用されてきたシリコンに比べて異なる性質のもつ半導体や、透明でしなやかな材料を研究することで、新しい機能を持った素子の実現を目指します。たとえば、酸化物半導体に関する研究では透明なディスプレイ・情報端末を実現するための技術や、自在に曲げられるデバイス・センサに関する研究を進めています。これらの技術は未来の生活の利便性を大幅に高めます。
アミノ酸にはL体、D体と呼ばれる光学異性体が存在します。長年、我々ヒトはD-アミノ酸を利用しないと考えられてきました。しかし分析技術の発達に伴い、D-アミノ酸がヒトの生体内で重要な機能を有していることが明らかになってきました。またD-アミノ酸を用いて食品の呈味性や生理機能を向上させた商品も開発されています。我々の研究室ではD-アミノ酸の食品利用を目標に、発酵食品や食品に関係する微生物中のアミノ酸解析を進めています。
論文
「Mechanism of gamma-aminobutyric acid (GABA) production by a lactic acid bacterium in yogurt-sake」(2018)『Process Biochem.』74p.21-27.
「Distribution of D-amino acids in vinegars and involvement of lactic acid bacteria in the production of D-amino acids.」(2013)『Springerplus』2:691p.1-9.
「Amino acid components of lees in salmon fish sauce are tyrosine and phenylalanine.」(2011)『J. Biosci. Bioeng.』112 (3)p.256-258.
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