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ホームJ. D. サリンジャーの文学作品における「移動」
SDGsの分類
研究テーマ
人文学
学科の分類
工学部総合人間学系教室

J. D. サリンジャーの文学作品における「移動」

工学部

総合人間学系教室

尾田知子 講師

アメリカ文学サリンジャー移動

本研究は、アメリカ作家J. D. サリンジャーの文学に描かれる「移動」に着目し、その多様性と特異性を明らかにするものである。アメリカ西部や南部への長距離移動を描く「ロード・ナラティヴ」の本流とみなされてきたのは、同時代のアメリカ作家ジャック・ケルアックであるが、サリンジャーの小説はケルアックの文学と少なからぬ共通項を有する。したがって本研究は、両作家作品の共通点を踏まえつつ、ケルアックとは方向性を異にするサリンジャー作品独自の「移動」の諸相を考察する。

アメリカ文学における「移動」

 「移動」はアメリカ文学研究において最も盛んに取り上げられてきたテーマの1つである。アメリカという国は、イギリスからの入植以来、開拓によって西へと領土を拡大していった歴史を持ち、どの国よりも多く移民を受け入れてきた。グローバリゼーションの時代における多様な民族の共存に伴う軋轢や分断も経験している。この数年に関して言えば、新型コロナウィルス感染症感染拡大防止のため、世界中で長距離移動が制限されていた。そうした「停留」や「固定」の日々は、コロナ以前には当然視されていた人や物の「移動」について再考する契機となり、それを主題とした文学作品も多数生み出されている。このように、「移動」は伝統的かつ現代的なテーマであると言えよう。

 主としてアメリカ東部の主流社会に対する「抵抗」の手段として西部や南部への「移動」を描いているのが、1950年代から60年代にかけて顕著な活躍を見せたビート・ジェネレーション(Beat Generation)と呼ばれる作家集団の文学作品である。その中心人物であるジャック・ケルアック(Jack Kerouac, 1922-69)の代表作『オン・ザ・ロード』(On the Road, 1957)を筆頭に、支配的な社会通念に反旗を翻す主要人物による東部から西部・南部への水平移動が繰り広げられる物語群は、アメリカという国の形成の根幹となっている東部から西部への移動という伝統的なテーマを扱った「ロード・ナラティヴ」の重要な作品として名高い。

J. D. サリンジャー(J. D. Salinger)。デイヴィッド・シールズ、シェーン・サレルノ『サリンジャー』坪野圭介、樋口武志訳、2015年、p.337。
ジャック・ケルアック(Jack Kerouac)。セアドー、マシュー『オン・ザ・ロード:書物から見るカウンターカルチャーの系譜—ビート・ジェネレーション・ブック・カタログ』トゥーヴァージンズ、2021年、p.3。

サリンジャーとケルアックの共通項

 アメリカ作家J. D. サリンジャー(J. D. Salinger, 1919-2010)の文学の研究において、同時代作家であるケルアックらビート・ジェネレーションとの連関自体はしばしば指摘されてきた。けれども、「移動」というテーマは両者の共通項として挙げられてきておらず、サリンジャーの文学が「ロード・ナラティヴ」として評されたことは未だない。しかし、ケルアックとサリンジャーの代表作を比較考察すると、物語終末部で主人公が出発地点へ回帰するという共通点が見えてくる。

 サリンジャーの代表作『キャッチャー・イン・ザ・ライ』(The Catcher in the Rye, 1951)の主人公ホールデン・コールフィールドは、寄宿学校を飛び出しニューヨークを徘徊した後、西部の精神病院と思しき場所に送られるが、近いうちに東部に戻る旨が言及されている。ケルアックの『オン・ザ・ロード』でも、主人公サル・パラダイスは、東部を出立し西部や南部、果てはメキシコに至るまでの長距離移動ののち、最終的には東部に戻り、定住することが示唆されている。このように、サリンジャーの文学は、「移動」を主題とするケルアックの文学と共通項を有している。この共通項はこれまでのサリンジャー研究で指摘されていないため、探究すべき喫緊の課題である。

サリンジャーの文学におけるさまざまな「移動」

  「移動」を主題とするケルアックの文学との共通点を踏まえてサリンジャーの文学を精読すると、これまで議論の俎上に載せられてこなかった種々多様な「移動」が描かれていることが明らかになる。『キャッチャー・イン・ザ・ライ』を例として挙げれば、主人公ホールデンは意外にもたくさんの「移動」をしており、その様相は多岐にわたっている。アメリカ東部から西部を経て再度東部に帰還する水平移動のみならず、作中で繰り返し使用される「落下」(fall)という語に象徴される垂直移動や、知人との衣服の貸し借りによる人物間の象徴的な入れ替わりなど、異なる次元および時空間における「移動」の表象が散見される。また、サリンジャーの別の小説「シーモア—序章」(“Seymour–An Introduction,” 1959)や、彼の生前最後の小説『ハプワース16、1924年』(“Hapworth 16, 1924,” 1965)では、語り手が物理的にその場にとどまらざるをえない中、そこから離れることを執拗に空想する。そうした「移動」することと「移動」しない・できないことというテーマがサリンジャーの文学作品には通底している。そこに介在する主流社会からの疎外感と、それに伴うメインストリームへの帰属感への渇望、そしてそれらの要素が抱き合わさって発露した抵抗の身振りに関する考察を通じて、サリンジャーの描く「移動」の特異性を浮き彫りにすることができる。

『オン・ザ・ロード』ペーパーバック版表紙。Kerouac, Jack. On the Road. 1957. Penguin, 1991.
『キャッチャー・イン・ザ・ライ』ペーパーバック版表紙。Salinger, J. D. The Catcher in the Rye. 1951. Penguin, 1994.

サリンジャー作品の「移動」にみる女性の抵抗

 先述の『キャッチャー・イン・ザ・ライ』の主人公ホールデンは、集団への所属や迎合をことごとく拒否しつつ「移動」していく。その反体制的な言動からは、主流社会への抵抗の要素が見いだされる。まさにビート・ジェネレーションの文学と響き合う要素であるにもかかわらず、その議論は等閑視されてきた。両者が「移動」というテーマを共有することを踏まえてサリンジャーの文学を精読すると、彼の作品においても「移動」と抵抗が結びついていることがわかる。先に述べた小説『ハプワース16、1924』を例に挙げれば、語り手の空想上の「移動」に、現在置かれた場所から離れるという形での抵抗の精神を見いだすことができる。この点は、サリンジャーの作品に通底する「移動」への妄執の一側面である。

 サリンジャーの文学の「移動」と抵抗を論じる際、彼の作家デビューから間もない時期に書かれた初期短編作品における女性登場人物の考察を避けて通ることはできない。サリンジャーは自作品の主要人物として女性を据えることが多く、『キャッチャー・イン・ザ・ライ』でも、少女としてのあどけなさと大人顔負けの包容力を持ち合わせるホールデンの妹フィービーが、ことさら存在感を放っている。サリンジャーの文学における女性たちの言動を注視すると、彼女らは伝統的な社会規範によって押し付けられた理想の女性像を拒絶し、個人の意思に忠実な生き方を選び取ろうとしている。そして、そうした抵抗の身振りには、彼女らの「移動」も多分に関わっている。

 顕著な例として、短編「1941年のウエストが全然ない少女」(“A Young Girl in 1941 with No Waist at All,” 1947)の主人公バーバラが挙げられる。当初、彼女は子どものようにあどけなく無知で、深く知らない相手とまもなく結婚させられ、夫のために家庭を守る妻および母親となることにも疑問を持たないほど、主体性を持たない少女であった。そのような中、バーバラは、静養を目的とした客船でのクルーズという形で元いた場所から「移動」する。その過程で、さまざまな人々との出会いと自らとは異なる価値観への気づきを経験したバーバラは、自他の心の動きや時代情勢を敏感に察知するようになり、最終的には、あらかじめ約束された従来の型通りの結婚生活を放棄する意思を表明する。このように、女性の伝統的なジェンダーロールに対する抵抗の身振りは、バーバラのクルーズ船での「移動」によって引き起こされている。さらには、バーバラ自身も無知な「少女」から、自他への感受性と決断力を備えた1人の女性へと成長している。この変化もまた、彼女の内面における異なる段階への「移行」と捉えられ、したがって「移動」というテーマと響き合う。

 以上の考察から、サリンジャーの文学においては、「移動」と「抵抗」が分かちがたく結びついていることが明らかとなった。したがって本研究は、アメリカ文学研究の本流であってきた「移動」の諸相に新たな観点を加え、さらなる発展に寄与するものである。

論文

「Seymour—A Rebellion: Countercultural Glimpses in J. D. Salinger’s "Hapworth 16, 1924"」(2024)ODATomoko『中国四国英文学研究(英文学研究支部統合号)』20(XVI)p.1-8(253-260).

「J. D. サリンジャーの女性登場人物に見られる抵抗の身振り—ビート・ジェネレーションとの連関と乖離」(2022)尾田知子『中・四国アメリカ文学研究』58p.17-28.

「Countercultural Representation of "the Orient": A Comparative Literary Study of J. D. Salinger and Jack Kerouac」(2022)ODATomoko『神戸英米論叢』35p.65-78.

研究者INFO: 工学部 総合人間学系教室 尾田知子 講師

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加賀田 翔

非破壊で前処理なくあるがままの材料に使える熱物性値計測技術

 近年、エネルギーの有効利用がますます重要さを増しています。エネルギーの変換効率の改善や運転効率の向上には伝熱現象の正確な把握が必要です。また工業製品だけでなく人間も体温を保つ為に発熱し、体内で熱移動が起こり、周囲の環境と常に熱の授受を行っています。最近では人体と外部環境との熱の授受を解明し、温熱環境下における人体の快適性を定量的に評価する試みも行われています。あらゆる場面で生じる伝熱現象を正確に把握するには、対象物の熱的性質を定量的に知る事が必要です。当研究室では光熱変換法の1つである光音響法を利用し、非破壊で迅速、かつ簡便な熱的性質の計測技術の開発に取り組んでいます。

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福島 拓

話者の意図を適切に伝達可能な多言語間対話支援手法

医療従事者と外国人患者の間の対話支援を目的とした,多言語対話支援手法について述べる.医療現場において母語が異なるために意図の伝達が円滑に行えない問題を解決するために,用例対訳と機械翻訳を併用した多言語間対話支援技術の開発を行っている.本技術では,用例対訳や回答候補などの概念を用いて正確な意図の伝達を支援している.

田岡 育恵

逆接の意味が漂白化したBUTの「逆接」とは何か?

辞書に,butのspokenの用法で逆接の意味が漂白化したような意味が記述されている.それらは,「怒り,驚きなどを表す」,「謝罪の後に用いる」,「話題転換する前に用いる」,「語の反復の間に用いる」という用法である.しかし,butが本来持つ逆接の機能とこれらの用法とのつながりはよく分かっていない.そこで,but の逆接の意味が漂白化した用法とbut本来の逆接の意味とがどのようにつながっているのかについて述べる.

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小池 一歩

絹フィブロインを用いた酵素膜の作製と拡張ゲートFET型バイオセンサーへの応用

本研究室が行っている研究課題の一つに「連続モニタリング可能な拡張ゲートFET型バイオセンサーの開発」があります。近年,低侵襲でバイオマーカを検査できるパッチ式バイオセンサーの開発に関心が高まっています。我々は,市販のMOSFETのゲート端子に酵素膜を形成した拡張電極を接続して,グルコース(糖),クレアチニン,尿素窒素を検出するための拡張ゲートFET(EGFET)型バイオセンサーの開発を行っています。本研究シーズは,絹フィブロインを用いた酵素膜の作製とEGFET型バイオセンサー回路の設計です。

河村 耕史

藻類バイオ燃料の実現に資する生物資源の収集と培養・育種技術

バイオ燃料化が期待される微細藻類の1種(ボトリオコッカス: Botryococcus braunii)の遺伝資源を国内外から収集し、高密度培養法、突然変異育種法などの技術を開発している。これまで、日本各地の湖沼とインドネシアのカリマンタン島内の熱帯泥炭湿地や湖沼を中心に500株あまりの野生株を収集し、これまでの増殖速度の最速値を更新する新しい高増殖株を発見した。

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